■世帯視聴率では『ミヤネ屋』がまだまだ優勢

 3月11日の『ミヤネ屋』の世帯視聴率は4.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、『ゴゴスマ』が4.0%、12日はそれぞれ5.5%と4.9%、13日は4.9%と3.5%だった。

「『ミヤネ屋』はダウンタウン松本人志さん(60)の『週刊文春』(文藝春秋)との裁判の展望など、大衆が興味のあるセンセーショナルな話題を徹底的に取り上げて、視聴率を伸ばしています。視聴者が知りたいであろうことをしつこく攻める、ワイドショーらしい番組ですよね。

 その一方でMCの宮根さんの好感度はそれほど高くない。逆に石井さんは抜群の好感度の高さでお茶の間から支持されていますよね」(前出の制作会社関係者)

 宮根に対しては、

《宮根誠司は「ミヤネ屋を私物化してる感」が俺には否めない》
《ミヤネ屋なんか終わったらいいのに。この人の番組は見たくない!》

 といった厳しい意見がある一方で石井に対しては、

《お昼のワイドショーならゴゴスマが1番好き。石井さん推し》
《MCの石井さん、もの知りでおもしろくて おまけに優しいし 好きです》
《石井さんアナウンサーってよりMCやからねぇ 私は石井さんの気の回りようとか好きよ》

 など、評価する声が寄せられている。

※画像は『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』の公式X(ツイッター)『@cbc_gogo』より

「宮根さんの押しの強さ、あくの強さを嫌う視聴者は一定数いますよね。ただそこを好きな視聴者もいて、“好き嫌い”の評価が分かれるMCと言えそうです。一方の石井さんは、優しさ、気遣いが目立ちますよね。長年、宮根さんの強い司会ぶりを見てきて疲れた視聴者が、優しい石井さんの方へ流れている、そうしたところはありそうです。

 21日の宮根さんの番組での謝罪ぶりを見て、《良かったゴゴスマ派で》といった声も上がったほど。今回の宮根さんの2つの炎上沙汰で、『ミヤネ屋』から『ゴゴスマ』に視聴者が流れる、そうした展開もあるかもしれませんね」(前同)

 たびたび燃えては、いつの間にか人気を取り戻している宮根誠司と『ミヤネ屋』。果たして今回は――。