最終回を迎えた作品も多い24年1月期の冬ドラマ。視聴率や配信サービスで好成績を上げたヒット作から、期待外れな数字に終わった撃沈作まで結果はさまざまだ。そんな中、出演者として目立っていたのが、旧ジャニーズ勢だった。

 故ジャニー喜多川氏の加害問題の影響で、昨年9月以降、旧ジャニーズ系タレントたちのドラマ出演の機会は激減。その影響もあり、当時、キャスティングが行われたと思われる今年の春ドラマは、出演するタレントが少なめだが、夏ドラマ以降は再び増えてくる可能性が高い。そこで、冬ドラマで俳優としてのポテンシャルを示した面々を分析し、俳優としての将来性を図ってみたい。

 King & Prince永瀬廉(25)は、3月24日に最終回を迎える門脇麦(31)主演の『厨房のありす』(日本テレビ系、日曜日夜10時30分)に出演。自閉スペクトラム症の料理人・八重森ありす(門脇)の料理店「ありすのお勝手」の住み込みバイト・酒江倖生役で、悲しい過去を抱きながらも、主人公に寄り添う繊細な演技を披露した。

 前半こそ、演技派俳優の門脇に押されていたが、中盤以降は存在感を発揮。しかし、これまで演じた役とあまり変わらない、陰のある青年役だったため、物足りなく感じたのは事実。演技力は確かなだけに、将来を考えると、そろそろ今までにない役柄に挑戦したほうがよかったのではないだろうか。4月クールの主演ドラマ『東京タワー』(テレビ東京系)では、年上女性との愛に溺れる青年を演じる。またいつもの陰のある青年役っぽいが、はたして――。

 なにわ男子道枝駿佑(21)は『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)に、カリスマ的なリーダーの美島零=ゼロ役で主演。動画集団「マルス」を結成し、大人社会に反旗を翻していくという役柄で、人生で初めて髪を金髪に染め上げ、ダークで謎多きキャラを演じ、派手なアクションも披露した。