■スマホ支払いも人気

 次に「PayPay」と答えた人も多数。

 PayPay株式会社が提供する日本最大のキャッシュレス決済サービスPayPayは、スマホにアプリをインストールしてお金をチャージ、お店のQRコードを読み取るかバーコードを提示して支払う。最大1.5%のポイント付与があり、現金で買い物をするよりもお得。ユーザー同士で送金もできるので、キャッシュレスで1円単位の割り勘にも便利だ。

 支払いアプリでは、「楽天Pay」、イオンが提供する「WAON」、LINEが提供する「LINE Pay」を挙げる人も複数いた。

 楽天Payは、楽天グループが提供するスマホ決済サービスで、楽天会員情報に登録したクレジットカードなどを使って決済。こちらも最大1.5%のポイント還元があり、カードを提示せずにクレジットカード払いができるため、安心感もある。

 そして今でも「現金派」と答えた人も41.0%と多め。

 都市部ではキャッシュレス化も進んでいるが、個人店などでは現金のみか、使えるアプリなどが限られている場合も多い。地方ではさらに使えないところも多く、今でも現金払いが主流というところも多い。現金ならばほぼどこでも利用できるという強みがある。実際にお金に触れて使っているため、浪費を抑え、買すぎることもない。キャッシュレスはセキュリティもあり、基本的には安心だが、スキミングなどカードの不正利用や個人情報流出を心配して現金派を貫いている人も多いようだ。

 今後間違いなくキャッシュレスはますます浸透していくはず。使い分けもあわせて、お金の使い方をあらためて見直してみるいい機会かもしれない。

■あなたはどっち派?
1位 キャッシュレス派(クレジットカード、電子マネー、など)
2位 現金派