■『ONE DAY』はなぜ散々な結果に終わったのか

 実はコア視聴率は堅調だった『真夏のシンデレラ』から一転、『ONE DAY』の最終回のコア視聴率は前作の半分以下となってしまった。

「『教場0』から月9ドラマの世帯視聴率がなかなか上がらない悪い流れができ、そんな中で『ONE DAY』はスタート。二宮さん、大沢さん、中谷さんというビッグネームを3人そろえたものの、全話の平均世帯視聴率は5.3%と『真夏のシンデレラ』からさらにワーストを更新。

 3人の主人公のクリスマスイブの1日を同時並行で描くという挑戦的なストーリーでしたが、場面がコロコロ変わるのに視聴者がついていけなくなってしまった。大沢さんのパートはコメディタッチで浮いている感じでしたし、ドラマの演出もチープだと言われてしまい、散々な結果となってしまいました。俳優陣のせいというよりはドラマの設定とクオリティがよくなかったと言われていますね。

 その『ONE DAY』で月9枠から視聴者が一気に離れて、この1月期の『君が心をくれたから』がスタート。全話の平均世帯視聴率は5.8%と『ONE DAY』よりも少し上昇。コア視聴率も前作よりは良かったですが、主人公が五感を失っていくというあまりに不幸な展開の連続に“見るのがツラい”と離脱する人も多かったですよね」(前出の制作会社関係者)

※画像は『ONEDAY~聖夜のから騒ぎ~』の公式X(ツイッター)『@oneday_xmas_ado』より

 視聴者がかなり離れてしまった状態で、4月期の『366日』がスタートすることになる。

「これまで月9ドラマは、なんだかんだ期待感がありましたが、『ONE DAY』で大きく月9ブランドは崩壊した感じです。最終回のコア視聴率が1.6%というのはヤバすぎる。深夜ドラマかと思わせる数字。『君ここ』も視聴者離れのなかで苦しんだところはあるでしょう。『366日』は、離れてしまったお客さんを呼び戻し、さらにそこから増やせるか、といったところでしょう」(前同)

『最愛』の脚本家・清水氏、『義母と娘のブルース』、『JIN-仁-』などを手掛けてきた平川氏というTBSでヒット作を生み出してきた両氏の起用。そして人気と実力を兼ね備えた広瀬と郷敦のタッグで、月9ブランドは再生なるだろうか――。