■STARTO社のドームライブの演出、契約問題……演者としての稼働はナシか

 前出のワイドショー関係者はこう続ける。

「松本さんは演出家としての評価が非常に高いですよね。4月1日から旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)の多くのタレントが新事務所STARTO ENTERTAINMENTに移籍することになりますが、STARTO社の船出となるライブ『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』が、4月10日に東京ドーム、5月29、30日に京セラドーム大阪で行なわれます。

 この所属アーティストが一堂に会するイベントの総合演出を務めるのが、松本さんだと言われています」

 そんな松本は『週刊文春』(文藝春秋、3月14日発売号)の記事で、信頼している弁護士をSTARTO社に連れて行き、契約面の話し合いをしている――という内容が「独立計画」として報じられている。

「嵐では、すでに二宮和也さん(40)が昨年10月に退所しているし、活動休止中の大野智さん(42)はSTARTO社とのエージェント契約に難色を示している、と言われている。さらに櫻井翔さん(42)も退所説が報じられています。メンバーの過半数がSTARTO社と契約しないかも――という状況だけに、松本さんもSTARTO社に対して全面の信頼は置けないのでは、と考えられます。

 ドームライブ『WE ARE!(中略)STARTO!!』では演出を務めるといいますが、STARTO社と所属契約、エージェント契約を結ばなくても、フリーの演出家として受けることはできるでしょうからね」(前同)

※画像は『なりゆき街道旅』の公式X『@nariyukikaido』より

 前述の3月10日放送の『街道旅』で、松本が「たぶんこれで今年(テレビは)終わりです」と発言していたことも、あながち冗談ではないかもしれない。

「11月で嵐はデビュー25周年を迎えますが、大野さんに復帰の意思はなく、ライブやイベントの予定はなし。当然ながら4月、5月のSTARTO社のドームライブイベントにも登場しないと言われていて、嵐の稼働、つまりアイドル活動は全く先が見えない状況にあります。

 松本さんは、1年間以上かかる『どうする家康』での大河主演という大役を務めたことで俳優業が一区切りついた感じもありますし、演出家としての仕事には強い情熱があるとされます。今回のインスタ写真は本当に“ベテラン演出家”のような貫禄が漂っていますし、本当にしばらくは、裏方に徹しても不思議ではなさそうですよね……」(前同)

 松本は『どうする家康』の出演発表時に、《嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません》とコメントしていた。『どうする家康』が終わり、嵐も稼働しない現状、松本の次の冒険は――。