7月クールのTBS「日曜劇場」にあの『半沢直樹』の“最強タッグ”が帰ってくる――。

「7月スタートの『日曜劇場』枠で堺雅人さん(49)の主演ドラマがスタートします。監督は『半沢』でタッグを組んだTBSの名物ドラマ監督の福澤克雄氏(59)ですから、期待してしまいますよね」(ドラマ制作会社関係者)

 2013年と2020年に放送された『半沢』の最終話は、それぞれ世帯視聴率42.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、32.7%をマーク。平成・令和それぞれで最高の記録を樹立した。

 1月5日には、堺が約28年にわたって所属した大手芸能事務所から独立し、個人事務所で新たなスタートを切ることも報じられ、波乱の様相を呈したものの、7月クールのドラマは変わることなく制作が続けられているようだ。

 ドラマの仮タイトルは『VIVANT』で、堺をはじめ、阿部寛(58)、役所広司(67)、松坂桃李(34)、二階堂ふみ(28)など、主演クラスの俳優陣がズラリと出演することになるほか、長期のモンゴルロケも予定されているという。

■「日曜劇場」に必要不可欠な俳優の名前がない……

 ところが、そのドラマに本来なら出演して然るべき俳優の名前がないと、2月13日配信の『FRIDAYデジタル』が報じている。それが2022年8月末、銀座ホステスへのセクハラ騒動が報じられた香川照之(57)だ。

 香川は『半沢』で、半沢の宿敵である“大和田常務”を好演。香川演じる大和田常務の“土下座シーン”は、何よりもドラマ最大の見どころとなった。

『半沢』だけではない。香川は『ルーズヴェルト・ゲーム』、『流星ワゴン』、『小さな巨人』、『99.9-刑事専門弁護士-』、『日本沈没-希望のひと-』といった数々の「日曜劇場」ドラマに出演。2022年10月クール放送の『アトムの童』でオダギリジョー(46)が演じた興津晃彦役は、もともと香川がキャスティングされていたことも明らかになっている。

「監督は福澤氏、主演は堺さんにもかかわらず、香川さんは“外されて”しまったわけです。やっぱりあの騒動のイメージが悪すぎて、まだ地上波ドラマに出演することは難しいということですよね。しかも、『VIVANT』は、来年定年を迎える福澤氏がTBS局員として監督する最後の作品だといいます。そうしたことがあっても、香川さんの起用は困難ということでしょうね………」(前同)