■京本大我はなにも考えていない?

 京本のXは、納豆キムチご飯の写真など、アイドルと思えない奔放な投稿だが、旧ジャニーズ系アカウントではフォロワー数73.6万で6位。インスタグラムも自身の顔出しをしていないのに、すでにフォロワー数は61万。メンバーでは元旦に開設したジェシー(27)が80.7万(3月29日7時現在)なので、現在のフォロワー数的に、“Xの王、インスタの神”はあながち冗談とも思えない発言なのだ。

「アイドルならプライベートを見せたり、キメ写真を投稿するところが、京本は本当に思いついたことを投稿するだけ。インスタも自分の撮った写真を見せたいだけ。なにも考えていないのかもしれませんが、それがおもしろいのだから、天才的ですね。さらにその投稿はすべて京本そのまんまを伝えることになっている。この距離の近さが、ファンにはたまらないでしょう」(芸能ライター/坂上五郎)

 投稿内容はまったくアイドルらしくないのだが、だからこそ京本沼にハマる人は多そうだ。さらに、4月からはドラマ『お迎え渋谷くん』(カンテレ制作・フジテレビ系)に、保育園へ妹の送迎をする俳優・渋谷大海役で主演。これも注目のようだ。

「ヒロインの保育士・青田愛を演じる田辺桃子(24)は、変幻自在なクセモノ演技派です。これまで京本は、『束の間の一花』(日本テレビ系)も『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)もベタなイケメン役でしたが、今回は田辺の演技によって、京本のポテンシャルが一気に引き出される可能性は高いです」(前同)

 舞台俳優として定評のある京本だが、さらに、地上波ドラマで注目されれば、ファン層は一気に拡大するだろう。コアなファンを惹きつけていた、ちょっと変わったアイドルが、一般層を巻き込んで本格ブレイクするかもしれない。