■松本人志の復帰を最も強く願っているのはTBSか
松本が裁判に注力するために芸能活動を休止したのが1月8日。松本やダウンタウンが出演する番組は代理MCを起用する、松本不在のまま続けるなどの対応に追われた。
民放キー局関係者は話す。
「松本さんの活動休止からもうすぐ3か月が経過しますが、テレビ各局には温度差が出てきているんです。テレビ朝日は系列局のABCテレビ制作の『M-1グランプリ』があるものの、ダウンタウン、松本さんのレギュラー番組はありませんから、特段変化はないでしょう。ABCで制作・放送されている『探偵!ナイトスクープ』は、代理局長で放送を行ない、松本さんの復帰を待つ姿勢ですよね。
それ以上に“松本さんに戻ってきてほしい”と思っているとされるのがTBSですね」
TBSでは『水曜日のダウンタウン』、『クレイジージャーニー』を放送。『水曜日のダウンタウン』は1月31日の放送回からオープニング映像を変更。松本に代わりに、過去に松本が番組で扮したマスクレスラー「エル・チキンライス」のイラストを使用するようになった。
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— 水曜日のダウンタウン (@wed_downtown) March 26, 2024
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「あれは遊びの一環だといいますが、不在中の松本さんを楽しくイジるなど、極めて良好な関係を築いていることがうかがえます。『水ダウ』はVTRが肝の番組ですが、松本さんの復帰は熱望しているといいますね。また、特にTBSは、局としてダウンタウンに依存していたことも、早期の復帰を願う理由の1つでしょうね」(前同)
TBSではレギュラー番組のほかに、『お笑いの日』、『キングオブコント』、『キングオブコントの会』、『ドリーム東西ネタ合戦』など、ダウンタウン、松本を中心とした特番が大好評を博してきた。
「ダウンタウン、松本さんとガッチリ組んで大型特番作りをしてきたんです。そして、それらの特番は視聴率も抜群に良かった。今、TBSのバラエティとダウンタウンは、切っても切れない関係と言えるでしょうね。そのTBSと温度差があるとされるのが、フジテレビと日本テレビなんです」(同)