■2位は話題を独占した作品
■第2位『不適切にもほどがある!』(TBS系/金曜夜10時~)
主演:阿部サダヲ、最終回(3月29日放送)のコア視聴率…3.8%
宮藤官九郎氏が脚本を手掛ける『ふてほど』は、昭和61年(1986年)を生きるスパルタ体育教師・小川市郎(阿部)が、突然38年後の令和6年(2024年)にタイムスリップしてしまうコメディドラマ。コンプラ厳守のあまり息苦しい令和と、無神経過ぎた昭和。何が正しくて、何が“不適切”なのかを考えさせられる作品。
「“クドカン脚本”のブランド力、題材の面白さに、現代なら問題になる“不適切発言”を謝罪テロップとともに連発する演出の楽しさ、元関ジャニ∞(現『SUPER EIGHT』)・錦戸亮さん(39)をはじめとする豪華なゲスト出演者などなど、とにかく話題性が抜群でした。昭和から令和に進む間で避けられない阪神淡路大震災に触れたり、最近のドラマづくりでの流行りの“SNSでの考察”や“伏線回収”をテーマにした回もあったりと、“さすがクドカン!”という作品でしたよね」
俳優陣は阿部、吉田羊、山本耕史(47)、仲里依紗(34)など演技派揃いだが、特に注目を集めたのが主人公の娘・純子役の河合優実(23)だった。
\#ふてほど撮影日誌📚📷/
— 【公式】金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」 (@futeki_tbs) February 27, 2024
犬島親子の家族ショット📸
実はこの日はかなりの強風🌪️
寒くて泣いちゃった渚をあやす
純子(#河合優実 さん)&ユズル(#錦戸亮 さん)なのでした〜🧸🪄#犬島親子👨👩👧#おじいちゃんに抱っこしてもらえるからねぇー🥺#TVer#UNEXT#Netflix#TBS#金曜ドラマ pic.twitter.com/QTaDxgLF16
「河合さんは『ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞』など映画の賞を何度も受賞している実力派の若手俳優でしたが、『ふてほど』で知名度が急上昇。本格的にブレイクの兆しを見せています。
『ふてほど』はミュージカルを意識した演出がありますが、河合さんは歌唱力の高さ、感情の乗せ方のうまさも注目を集めました。すでに知られた人気俳優だけでなく新スターが誕生して盛り上がる――これも“勝ち組ドラマ”のあるあるですよね。
同じクドカン作品で言えば、有村架純さん(31)が『あまちゃん』(NHK/2013年前期)に出演し、 “あのかわいい子は誰!?”と注目を集めブレイクした例がありますよね」
河合の演技には、
《河合優実この世の誰よりもかわいいし、世界一聖子ちゃんカット似合う》
《河合優実、もうスターだな。じきにカリスマ化するだろう。カメレオン性、佇まいと声の演技がすばらしい》
といった声がXに多く寄せられている。