■滝沢氏「バッティングしないようにしているから」
TOBEは、オーディションで募った『TRAINEE』(研修生)以外の所属タレントが全員“辞めジャニ”であることなど、現段階では旧ジャニーズとの類似を指摘する声は多い。
先の東京ドームライブ『to HEROes』では、TRAINEE内の島田泰我(11)、藤代翔真(13)、松﨑光(11)、川田瑠輝(12)、小助川優(11)による平均年齢11.6歳の5人グループ『wink first』の結成とパフォーマンス披露があったが、そこでも曲調や衣装の雰囲気、5人の幼さから“ジュニア(旧『ジャニーズJr.』)そのもの”といった声も多かった。
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— TOBE OFFICIAL JAPAN (@tobeofficial_jp) March 16, 2024
to HEROes〜TOBE 1st Super Live〜#大東立樹 #winkfirst #TRAINEE より皆様にメッセージです💌#TOBE_toHEROes_Day3
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「滝沢氏がTOBEを設立した際は、ジャニーズを辞めて新たなエンターテインメントを追求していくのか、と世間も注目しましたが、その後、多くの辞めジャニの合流などがあり、“独立した意味がない”“ジャニーズ2号店”と揶揄するような声が寄せられてしまいました。
もちろん、アイドルとは違うガチガチのアーティスト路線で活動しているNumber_iなど細部は旧ジャニーズとは違うし、滝沢氏自身が、将来的には女性グループの結成も視野に入れていると明かしているように、STARTO社とのバッティングを避けようとしているところもあります」(前出のワイドショー関係者)
滝沢氏は昨年末、スポーツ紙の取材でSTARTO社のことを聞かれ、こうコメントしていた。
《僕らがデジタル戦略をする理由はSTARTO ENTERTAINMENTのタレントの皆さんと(活躍の場が)バッティングしないようにしているから》
だが、現実には事務所総出でのドーム公演や、チャリティーソングの制作など、近い時期に類似企画がバッティングしてしまっていることも事実だ。
「結局は“被り”は不可避というところではないでしょうか。滝沢氏もバッティングを避けようとしているし、STARTO社も“改革者”の福田氏の新体制でこれまでとはかなり異なる方向に行く可能性もあるでしょうが、やはり “若い男性グループをプロデュースするプロダクション”という大枠では同じ。そして、滝沢氏の中には、長年に渡って大いに影響を受けてきた“ジャニー氏イズム”があるわけですからね。
ただ、現状では特に、旧ジャニーズ、STARTO社のグループを応援するファンたちが、2社の動きが“被る”状況を面白く思っていない感じがあります。やはり、滝沢氏の動きが、分裂を招いたように感じられてしまうのでしょうね。STARTO社が本格スタートをする今後、両者の違いは鮮明に見えてくるのか……」(前同)
“ジャニーズ一強”から群雄割拠時代に突入した男性アイドル界だが、応援するファンの気持ちはなかなか複雑なようだ――。