花見シーズンに合わせるように、各社自慢の“春の缶ビール”が続々と登場し、左党を喜ばせている。中でも注目は、4月2日から新発売の『キリン 晴れ風』(350ミリリットル225円=市場実勢価格)だ。
「『晴れ風』は、キリンビールの一般価格帯で、17年ぶりとなる新ブランドです。希少ホップ『IBUKI』を使った、爽やかな飲み心地を売りにしています」(流通ジャーナリスト)
ビール探求歴20年以上のベテランで、ビアジャーナリストの南原卓也氏は、『晴れ風』を試飲済み。その味に、こう太鼓判を押す。
「清々しい柑橘香が特徴で、泡立ちがよく、口当たりがまろやかです。ビール好きにも、ふだん、あまりビールを飲まない層にも好まれる味のバランスで、さまざまな人が集まる花見にはピッタリです」
そこで今回は、同氏協力のもと、本当に美味い“春の缶ビール”を紹介していこう。
まずは、『サントリー プレミアムモルツ 春空エール』(350ミリリットル289円)。
「苦みと炭酸を抑え、女性に好まれるフルーティな味わい。甘さ控えめのお菓子とも相性がよいので、花見の終盤、趣向を凝らしたいときに、ぜひ」(南原氏=以下同)
一方、『アサヒ 食彩』(340ミリリットル258円)と、『サッポロ サクラビール』(350ミリリットル204円)は、根っからのビール党にオススメだという。