■「メシ行っちゃう」オーディション番組のプランを明かす

 従来のオーディション番組はメンバーを募って新グループを組むというスタイルだが、「僕らの場合って、すでに僕ら3人がいて、そこに入ってきてくれる。もともとあった文化の中に入ってきてくれるってことだから、作り方変わってくるなって思ってるんですよね」と分析。

 そして、「だからメシ行っちゃうみたいな。オーディション番組の中でメシ行っちゃって、向こうは緊張しちゃうかもしれないけど、普段の感じでしゃべったときに“温度感合うな、合わないな”っていうのもあると思うんですよ」とも話し、「それって“合わない”ってなると僕らもそうですけど、本人たちも苦しくなってきちゃうんで。空気感が合うっていうのはすごく大事だと思っていて。それって新しいグループを作るのとまた違うところだなと」と新メンバーへの配慮もうかがわせた。

 さらに「すでに3人がいて、その空気感があるから、もちろんメンバーが入ることによってその空気感が変わっていいんだけど、だけど合う合わないってのはあるんで、そこらへんは肌で感じたいなっていうのはあるんで。メシ行っちゃうとか、どっか一緒にいっちゃうとか。そういう違った広がりを見せたいなって。僕もオーディション番組好きで見ることありますけど、また違ったことをやれたらいいなと思ってます」と番組プランを明かした。

※画像は菊池風磨の公式インスタグラム『@fumakikuchiiinsta___official』より

 インスタグラムの質問箱にはファンからの生の声が届くといい、メンバーの脱退や新しい試みなどに対してネガティブなものも多いかと思いきや、前向きに応援してくれる声が多いという。

 菊池は「これは僕にとってインスタをやってプラスだったなと思ったんだけど。すごく自信を持てたんですね、インスタを始めて。グループ(のアカウント)に関してはみんなで動かしてるから僕だけがコメント見てるわけじゃないんだけど。個人に関してはずっと自分で見てるんで。そうするとすごく自信になったんですよね」と語った。

 一方で「こんなに応援してくれる人たちを裏切れないな」とも強く感じたといい、「自信もついたし、守るべきものもより明確に明瞭に見えてきたっていうか。ついてきてくれる人。そういう人たちが僕、僕らには大勢いるなと。なおかつそういう人たちを裏切らないような活動をしていかなきゃいけないなって」と思いを新たにしていた。

 最後には「だから行けるところまで行かせてください。僕たちtimelesz、まだ走り出したばかりですけど、新しい仲間と僕らが見たい景色、新しいメンバーにその景色を見せたいし、何より応援してくれてるメンバーにその景色を見せたい。そのための1つの大きな選択ですので、どうかついてきていただければと思います」と呼びかけた。