■第2位は人の意見を取り入れない“頑固”さ

 第2位は、「頑固」。

 ドラマ『不適切にもほどがある!』で阿部サダヲが演じていたお父さんもそうだったが、現在のように多様性が浸透していなかった昭和には、良くも悪くも揺るぎない信念を持つ頑固な父親が多かった。

「頑固で父権的。当時は男性はどうこう、女性はどうこう、という時代だったので。そして、偉そうな男性が悪い意味で昭和的に感じる」(46歳/男性)

「考え方が柔軟ではない。人の意見を取り入れない」(52歳/女性/営業・販売)

「とにかく自分が一番正しく間違いないと思っている頑なさ。幼い頃に父は他界しているので分からないが、職場で会う一般的な60代~70代後半のおじさん連中がそうだから」(54歳/女性)

「自分の非を絶対認めない。現代のお父さんは優しそう」(44歳/男性)

「男尊女卑の考え方がひどかった。今は男女平等がかなり浸透してきていると思う」(56歳/男性)

「頑固で頭が固い。今のお父さんは妻や子どもに理解があるが、昭和のお父さんは自分が大黒柱と思っているので融通が効かない」(58歳/女性)

「文句を言うと怒る。お父さん基準で考えるから」(52歳)

「お父さんが一番で謝ったりしなかった」(43歳/女性/主婦)

「頑固で指摘したら逆ギレする。今のお父さんは怒らないし、優しい」(59歳/女性/営業・販売)

「オヤジは頑固なものだった。現代は緩い」(45歳/男性/営業・販売)

「父は意固地なまでに頑固」(56歳/男性/会社経営・役員)