■TOBEに“移籍”のNumber_iは大躍進

 4月10日、嵐の5人が「株式会社嵐」を設立。声明では「これまで以上に主体性を持ち、これまで以上に主体的に判断をし、これまで以上に主体的に行動したい」と「主体」というワードを3度も出したことも一部で話題を呼んだ。

 翌11日には弁護士の四宮隆史氏が同社の代表取締役に就任したことも明らかになった。四宮氏は日刊スポーツの取材に、《活動の基盤を作り、準備している段階です。マネジメントより、まず環境作りです。活動の1番、大事な下地を作っている、ということです。環境を整えてから(テレビ局、映画各社や)STARTO ENTERTAINMENT含めた、関係各所との調整を行っていくことになるでしょう》とコメントしている。

「株式会社嵐の代表の四宮氏が、STARTO社を“関係各所”と明言しているんです。つまり、嵐とSTARTO社は一体ではなく、仕事をする契約先ということですよね。

 4月10日より本格始動したSTARTO社ですが、ジャニー氏の問題、タレントとの関係性も含めて不安視されていることも少なくない。

 一方、TOBEに移籍した平野紫耀さん(27)、神宮寺勇太さん(26)、岸優太さん(28)によるNumber_iは快進撃を続けていますよね」(前出の芸能プロ関係者)

 Number_iはデビュー曲『GOAT』のMVのYouTube再生回数が4500万回を突破(4月12日午前10時現在)。『with MUSIC』(日本テレビ系)、『CDTV ライブ!ライブ!』(TBS系)、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などの地上波音楽番組にも引っ張りだこ。

 さらにアメリカ・カリフォルニア州で毎年開催されている世界最大級の野外音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival 2024」に出演することも発表されたばかり。

※画像は「88rising」の公式X(ツイッター)『@88rising』より

「スノスト、そしてNumber_iと滝沢さんが手掛けたグループは今、とんでもない大活躍をしている。彼が今のSTARTO社にいたら、体制、所属タレントやグループの仕事事情もだいぶ変わっていたのではないでしょうか。やはり、滝沢さんの離脱は、あまりにも大きいように感じられますね」(前同)

 タッキーがいないSTARTO社とタッキーが先頭で仕切るTOBE――男性アイドル界を制するのは、どちらになるのだろうか。