■NHKドラマとの抜群なフィット感
「生見はギャルモデルのイメージが強かったのですが、すごい勢いで演技がうまくなっています。本作では特に、過去の自分のイメージに対する戸惑いを、表情の動きでしっかり表現していました。等身大の飾らない雰囲気もあり、本作で女性人気がさらに高まりそうです」(ドラマライター/ヤマカワ)
俳優としてトップクラスの人気を獲得しそうだが、それにとどまらず、NHKの朝ドラヒロイン候補に躍り出るかもしれないという。
「これまで、23年4月期放送『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)、同年10月期放送『セクシー田中さん』(日本テレビ系)など、生見はギャルのイメージと裏腹に、女性が自分らしく生きることをテーマにした作品に多く出ています。
実は、このテーマに一番、積極的なのがNHKで、現在放送中の朝ドラ『虎に翼』もそうですし、大河ドラマ『光る君へ』も時代は違えど、女性の生き方がテーマ。生見は、そんな今のNHKのドラマにフィットしているため、朝ドラヒロイン候補にはうってつけだと思います」(前同)
飾らない等身大のキャラ、女性人気の高さ、作品のテーマとのフィット感。すでに朝ドラヒロイン候補として、生見の名前が上がっている可能性はありそうだ。
第1話の平均世帯視聴率も5.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、同枠の前期放送『Eye Love You』初回の5.5%超えと、数字的にも期待ができる。『くる恋』が生見にとって、俳優として大きくステップアップする作品となるか注目だ。