■「12社契約」Snow ManはSTARTO社の稼ぎ頭に
ジャニー氏の加害問題を受けて旧ジャニーズタレントの多くのCMが消滅した。
「Snow Manでも、アサヒグループ食品の『ミンティア』のCMがなくなりましたね。3月からは池田エライザさん(27)が起用され、一部ファンの間では“ミンティア不買運動”も巻き起こったほど。
しかし、STARTO ENTERTAINMENTのHPを見ると、Snow Manは現在もグループ、個人で12社と広告契約を結んでいる。これは在籍のアーティストでは断トツトップです」(前出の女性誌編集者)
Snow ManはPUMAのほか、不二家のCMに出演中。岩本照(30)は久光製薬「フェイタス」、目黒蓮(27)はキリンビバレッジ「午後の紅茶」、キリンビール「晴れ風」などのCMに出演している。
「公式サイトによるとなにわ男子が9社、SUPER EIGHTが4社、SixTONESが3社、King&Princeが1社と契約していますが、Snow Manは唯一二桁。他のグループを圧倒しているんです」(前同)
キリンホールディングスは旧ジャニーズタレントとの広告契約を見直したものの、3月7日に目黒と直接契約を結んで「午後の紅茶」と「晴れ風」の広告に起用したことを発表した。
「直接契約をしてでもSnow Man、そして同グループのメンバーを使いたい、彼らを使えば商品や自社を大いにアピールできる、と考えているのではないでしょうか。それだけ9人の人気は圧倒的ですよね。23年9月に発売された9枚目のシングル『Dangerholic』が、SoundScan Japanの売上レポートからミリオンを突破したことが3月末に明らかになっています。
4月10日に東京ドームで船出ライブを行なったSTARTO社ですが、所属タレントも含めてまだまだスポンサー企業からは厳しく見られている。ところが、Snow Manだけはある意味で特別な存在で、CMに起用したいという企業が少なくない。突き抜けた人気がありますからね。CDやグッズ売り上げ、コンサート動員数もそうですが、今やSnow ManはSTARTO社の圧倒的な稼ぎ頭ですよね」(同)
ジャニー氏の加害問題は、在籍するタレントにも暗い影を落としているものの、Snow Manだけは逆風知らずの活躍、そして躍進を続けているようだ。