■第5位は炊き込みご飯とハンバーグ

 第5位は、炊き込みご飯とハンバーグ。

 具沢山の炊き込みご飯は、いつもの白いご飯にはない特別感があり、子どもの頃にはうれしかった。タケノコやキノコ、栗など、季節感もあり、思い出と強く結びついているメニューなのかもしれない。

「母との思い出の食べ物は五目ご飯とパン。一つだけならば五目ご飯です。函館の大沼公園に行く際のお弁当に持っていった五目ご飯は本当においしかった。パンは、私が学生時代、土曜日は午前中までだったので、家に帰ればテーブル一面にパンがたくさんあり、母が待っていた」(59歳/女性)

「味が濃いめで小さい頃からよく作ってくれた炊き込みご飯。母が亡くなったのでもう食べられない。毎日食べたいなと思っている」(40歳/女性)

「炊き込みご飯は実家に帰ったときに食べる」(42歳/男性/総務・人事・事務)

「いつでも食べたい」(36歳/女性/主婦)

「五目おこわ。帰省すると持たされる」(49歳/男性/研究・開発)

 子どもの好きなメニューにも必ず入ってくるハンバーグは、大人になると外食でも食べるが、基本は家庭料理というイメージだ。おうちによって、かけるソースが違ったり、煮込みハンバーグだったり、特徴がありそう。

「母を思い出したとき食べたくなる」(56歳/女性)

「定期的に食べたくなる」(47歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「おなかがすいてるときに食べたくなる」(48歳/女性/学生・フリーター)

「テレビ番組でハンバーグを見たとき、ふと食べたくなる」(48歳/男性)