■次の映画では180度真逆の良妻賢母か

 広告代理店関係者は話す。

「『離婚しない男』の熱演により、篠田さんには今、映画やドラマのオファーが殺到しているといいます。プライベートに関してもすでに離婚が成立しているし、不倫疑惑も夫側が否定をするコメントを出して決着がついている。もうなんのトラブルもないので、“出てほしい”という依頼が多数舞い込んでいるといいますね。

『週刊女性』(主婦と生活社、4月9日発売)でも報じられていましたが、すでに『Breaking Down』をテーマにした映画の出演も決まっているといいます」

『Breaking Down』は、格闘家の朝倉未来(31)が代表取締役社長を務め、プロデュースしている格闘技イベント。朝倉は映画製作プロジェクト「YOAKE FILM」を立ち上げ、監督・三池崇史氏(63)、脚本・樹林伸氏による映画の製作をすでに発表している。

 映画の仮タイトルは『蒼き路上の伝説』。主人公が“若いころの朝倉未来と重なるイメージの18歳の少年・夜倉往年”であること、彼が少年院の講演に来た朝倉未来(本人役)のスピーチを聞き、Breaking Downへの出場を目指す青春ストーリーであることなどが、公式に発表されている。これに篠田も出演するというのだ。

※画像は『ブレイキングダウン』の公式X『@breakingdown_jp』より

「面白いことに、篠田さんが演じるのは、『離婚しない男』で演じた役と180度真逆の“良妻賢母”――子どもと夫に尽くす母親役だといいます。

 主人公が少年院に入っている18歳ですから、何か事件にまつわる、親子の泣けるシーンもあるかもですよね。『離婚しない男』を筆頭に篠田さんは映画『ビジランテ』(2017)やドラマ『後妻業』(フジテレビ系/19年1月期)など悪女役が多いですが、今度はまた全く違う役を演じると。

 篠田さんは『離婚しない男』をヒット作に導いたことで、一躍時の人に。出演のオファーは本当に止まらない状態のようで、ドロ沼の離婚劇からは完全復活。芸能界、女優界の最前線に戻ったと言えるのではないでしょうか」(前同)

 芸能人として底力を見せつけた篠田。マリコ様は逞しかった。