2019年6月に発覚し、芸能界を揺るがした「闇営業」騒動。雨上がり決死隊宮迫博之ロンドンブーツ1号2号田村亮ら多くの芸人の名前が挙がり、大きな問題へと発展した。芸能界内外に膨大な人脈を誇っていた“友達5000人芸人”カラテカ入江慎也は、この渦の中心にいたことで事務所との契約を解除され、芸能界を離れることになった。騒動から3年10か月が経ち、現在は清掃会社の経営者となった入江がいま語る「人間の真実の姿」とはーー。【第4回/全4回】

 闇営業を仲介していたとして吉本興業を契約解除された入江さんが感じた、どん底を経験している人に「やってあげてほしいこと」とは――。

――入江さんは闇営業で吉本興業から契約解除された際にどん底まで落ち込んだのではないかと思いますが、周囲の人のどういったサポートに励まされましたか。

「電話しようかな?」とか「LINEしようかな?」と思っても、「やっぱり迷惑かな」、「このタイミングで私なんかが……何年も会ってないし」とか考えてみんな連絡するのをやめると思うんですけど、そこで連絡をしてあげたらいいと思うんです。僕はメール1通だったり、電話1本ですげえパワーをもらった。

 宮迫博之さん(53)が焼肉屋『牛宮城』を開業するってなったときは、「僕にできることはないですか」って、兄さん(※宮迫さんのこと)にLINEしました。いずれお客さんをご紹介できるようにしたいなと思ってますし、実際、自分も行かせていただいてます。

「仲良くないのにおこがましい」と思うかもしれないですが、でも気持ちは本当なんで、別に返事がなくてもいい。何かあったら、ポジティブにためらわずに動いたらいいんじゃないかなって僕は思ってます。

――入江さんは芸能界とは全く異なる業界である清掃業で起業され、清掃業で起業して、株式会社ピカピカの社長を務めています。今まで経験がなかった業界で起業する決心をすることに抵抗はなかったですか?

 清掃業を選んだのは、僕にとってそんな重たいことではなく、「これでもう一回勝ったらかっこいいな」と思った自分もいます。新しいことに挑戦するってことに意義があるのかな、と。

 そのために、まずは株式会社ピカピカを全国展開していくことを確実な目標にしています。ちょうど2月1日に11店舗目の熊本店がオープンしたところで、もっと広げていきたいです。今は自分含めて5人社員がいるんですが、みんなそれぞれ独立していって、自分の支店を持ってもらえたらいいなと思っています。