■第5位は2階以上に住む、第6位は鍵・スコープへの対策、カーテン

 第6位(5.0%)は、鍵・スコープへの対策、カーテンが同率でランクイン。

 ドアについているスコープは、リバースドアスコープという道具を使うと、外側から室内が覗けるようになってしまい、空き巣や盗撮の被害に遭う恐れがあるため、普段は目隠しをしておくことをおすすめする。玄関ドアに設置されているタイプの郵便受けも、そとからスマホを押し込むなどして室内を覗かれるという危険もあるので注意が必要だ。また、空き巣は侵入に時間がかかることを嫌うため、1つのドアに2つ以上の鍵がついているドアのほうが防犯性は高くなる。これらの玄関への対策だけで、犯罪トラブルを回避できる可能性は高くなる。

「スコープのところに目隠しする。外から覗くことができると聞いたことがあるので、盗撮防止」(34歳/女性/総務・人事・事務)

「後づけの鍵を取りつける。実際、鍵のかけ忘れがなくなった」(44歳/女性)

「ドアの鍵を2つに増やし、侵入しにくい状況を作る」(41歳/女性/学生・フリーター)

 カーテンは、外からの視線をさえぎるのに役立つが、厚手のドレープカーテンを1日中閉めていると長時間留守にしていると思われるため、日中はレースカーテンだけを閉めるようにしたほうがいい。カーテンの色や柄はあまりかわいらしいものではなく、シンプルな色柄のカーテンを選ぶのも防犯対策として有効だ。

「カーテンを寒色にすれば、男性が住んでいる可能性があると思わせられる」(39歳/女性)

「女性らしくない暗い色の遮光カーテンを使う。外から様子が分からないようになる」(39歳/女性/学生・フリーター)

「カーテンを地味な色にする。女性が住んでいることを外から分かりにくくする効果がある」(22歳/女性/学生・フリーター)

 第5位(10.0%)は、2階以上に住む。

 1階だと外からの視線も気になり、侵入もしやすいため女性の一人暮らしにはおすすめできない。2階以上の住居は、空き巣にとって侵入するのに手間がかかり、人に見られるというリスクも上がるため、防犯性は高くなる。一方、足場になるようなものがあると、たとえ2階でも空き巣が入る可能性はあるので、施錠などの防犯対策は怠らないようにしたい。

「空き巣や覗きなどの被害を防ぐことができる」(34歳/女性/総務・人事・事務)

「侵入しにくくなると思う」(35歳/女性/主婦)

「下着泥棒にも遭わない」(47歳/女性/営業・販売)

「窓から空き巣が入ることは難しいと思う」(38歳/女性/主婦)

「1階よりも防犯面で安心」(46歳/女性/営業・販売)