■第4位は住んでいる家の“周囲・近所にこだわる”

 第4位(11.0%)は、周囲・近所にこだわる。

 都会では隣人同士のつきあいがない分、あまり見かけない人がいても気にかける人は少ない。近所の住人と仲良くしていれば、不審人物の情報も共有することができ、いざというときには通報してくれることもある。近所づきあいのハードルが高い場合は、管理人が常駐する物件を選べば、不審者は侵入しにくく、訪問者にも対応してくれるので安心だ。他に、近所の店で買い物をして帰るときは、多めに買ったり、割り箸を2膳もらったり、一人暮らしをカモフラージュすることも有効かもしれない。

「部屋の中に不審者を入れないようにするため、周りに人がいないことを確認してから鍵を開け、家に入ったらすぐに施錠」(34歳/女性/その他)

「家が近くだと悟られないため、コンビニでアイスを買わない」(48歳/女性/学生・フリーター)

「管理人が常駐しているマンションを選ぶ」(32歳/女性/営業・販売)

「警察署の近くの物件に住む」(47歳/女性/主婦)

「怪しい人が後ろについてきてないか、帰り道はたまに振り返ってチェックする」(45歳/女性)

「友人と隣同士に住む。いつでも安心できる」(36歳/女性)

「一人暮らしと悟られないように買い物をするときは2人分買う」(32歳/女性)

 また他には、「玄関の電気をつけっぱなしにする。人がいるように思わせることができる」(31歳/女性/会社経営・役員)、「いつでも攻撃できるように金属バットを玄関に常備」(34歳/女性/会社経営・役員)、「一人暮らしとバレないようにするため、表札を出さない」(40歳/女性)、「トラップをしかける。侵入予防になるかもしれない」(36歳/女性/会社経営・役員)など、独自の防犯対策をしている人たちもいた。

■「一人暮らしの自衛対策」ランキング
1位 オートロック物件
2位 戸締り
3位 洗濯の干し方
4位 周囲・近所にこだわる
5位 2階以上の物件
6位 鍵・スコープへの対策
6位 カーテン
8位 電話・インターホン対策

 やっぱり戸締りが基本!?「一人暮らしの自衛対策」トップ3はこちらから!