■櫻井は大野に《嵐、続けようよ》と――

 嵐の復活コンサートを開催するため、旧ジャニーズ事務所は今年11月の東京ドームのスケジュールを6日間も押さえていたものの、白紙になってしまったとも報じられている。

「メンバーは、ずっと支えてくれてきたファンのためにもコンサートを開催すべきと動いていたんでしょうが、やはり大野さんの体調や気持ちがついてこず、実現はしなかったと言われていますね。しかし、このままでいいとは思っていない。

 活動休止後もファンクラブの会費を払い続け、再稼働に期待しているファンのためにも何かしらのアクションを起こさないといけないと考えているといいます。メンバー全員がファンのことを思っている。しかし、やはり現状は大野さんの“準備”が整わないようなんです。

 大野さんは直撃取材に宮古島での生活については言葉を濁していましたが、現地のリゾート施設は6月に開業見込み、さらに大野さんが実質的なオーナーで、俳優の中村昌也さん(37)が店長を務める当地のバーも絶賛営業中ということで、気持ちはそちらに向いているのではないでしょうか。櫻井さん、相葉さん、松本さん、二宮さんの4人は今、大野さんの気持ちを動かそうと話し合いを重ねているといいますよ」(前出の芸能プロ関係者)

※画像は「BAR...Is」の公式インスタグラム『@bar.is_miyakojima』より

 デビュー25周年の再稼働に向け、2022年夏頃から櫻井が水面下でメンバーとの交渉に奔走していたとも報じられている。櫻井は22年夏に相葉とともに宮古島に足を運んでおり、大野が手掛けるリゾート周辺を自転車で走る姿も目撃されたという。

「大野さんは『女性セブン』の取材に真摯に応じていましたが、特に新たな情報は言っていないですよね。言えないという事情もあるのでしょうが。

 STARTO社の公式サイトには大野さんのプロフィールもありますし、『株式会社嵐』設立にあたって連名でコメントを出しましたが……やはり活動を休止した“2020年末で芸能界引退”というのが、大野さんの中には強くあったのではないかと言われていますね。

 当時、メンバーに説得されて“芸能界引退は一旦やめる”となったのがリアルなところだったのではないか、と言われましたからね。櫻井さんと2人で飲みに行った際に、櫻井さんから“嵐、続けようよ”と言われたことを、大野さん自身が20年10月発売の作品集で語っていて、メンバーに止められてギリギリで引退を踏みとどまった感がそこからも伝わってきます。

 それから約3年が経過しましたが、まだ新たなコンサート、イベントには参加できる準備は整っていない、というのが、今の大野さんの現状なのかもしれませんね……」(前同)