■山P妹が「ドライバー兼マネージャー」として現場に来ることも

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「2020年12月に設立された山下さんの個人事務所の役員には山下さんの妹で元グラビアアイドルだった方、さらに母親の名前があります。

 かねてより妹さんがドライバー兼マネージャーとして現場にも来ていると報じられていましたが、現在も交渉の場に出てきて、山下さんの仕事について仕事相手と打ち合わせをすることもあるそうです。今回、長年一緒にやってきたHさんが離れたことで、より“家族経営”の色が強い個人事務所になっていくのではないでしょうか」

 旧ジャニーズ事務所出身のタレントでは二宮和也(40)も、家族に個人事務所を支えてもらっている1人だ。

 ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、二宮は2023年10月24日に旧ジャニーズ事務所から独立することを発表し、同30日に個人事務所「株式会社オフィスにの」を設立。

 その前日の10月29日にはXで《てか、今後仕事をする為にもホームページってどう作るんだろう?と思ったら、私簡単のなら作れるけど?って姉が言うんでこれから姉弟で作る事になりました笑》と、姉にホームページの作成を手伝ってもらっていると明かしており、今年2月14日に公式サイトが公開された。

※画像は二宮和也の公式X(ツイッター)『@nino_honmono』より

 松本潤(40)も2019年8月に個人事務所を旧ジャニーズ事務所と同じ住所に設立しており、取締役には両親が就いている。

「ジャニー氏の件を受け、旧ジャニーズ事務所は崩壊。テレビ各局は旧ジャニーズタレントの新規起用に慎重になっています。NHK、テレビ東京は明確に“NG”ですよね。一方、特にフジテレビがそうですが、山下さんのような“辞めジャニ”の需要が高まっている。『ブルーモーメント』を皮切りに、地上波番組への出演機会も増えていくのでしょうが、マネジメントのところでは、個人事務所は家族経営化を推し進めている感じです。

 芸能界は特殊な業界ですし、山下さん、二宮さん、松本さんといったトップタレントだと大きなお金も動く。旧ジャニーズタレントや辞めジャニはファンからの見られ方もかなり注意しないといけないですし、やはり最後に本当に信頼できるのは家族だけ、ということになるのでは。そうした理由で、家族にサポートしてもらう人が多いのではと思われます」(前同)

 絶好のスタートを切った『ブルーモーメント』――山下の活躍にサポートする家族も大いに喜んでいるはずだ。