今の子どもは生まれたときからスマホやパソコンがある、いわゆる“デジタルネイティブ”世代。物心ついたとき、グズると親からスマホ動画を見せられ、小学校から学校の授業ではタブレットを使うというのも一般的な風景だ。今やスマートホンは大人でも子どもでも1人1台時代、そこで問題になるのが子どものスマホデビューだ。スマホのゲームに親のカードで課金してしまったり、SNSで知らない人とつながってしまったりというトラブルのニュースは珍しくない。そこで今回は30~50代の男女100人に最適だと思う「子どものスマホデビュー年齢」について聞いてみた。

 第7位(1.0%)は、幼稚園入園時(3歳)。

 幼稚園児でスマホを持たせるという人はさすがに少なそうだが、いざというときの通話機能やGPS、防犯ブザーがついているキッズ携帯を持たせているケースは多そう。早い時期からスマホに触れさせることでITリテラシーを高めていけば、小中学生になったときにより安全なスマホ生活が送れることも期待できる。

「子どもの頃から持っていたほうがデジタルに強くなる」(40歳/男性)

 第6位(5.0%)は、高校卒業後(18歳以上)。

 高校卒業後にスマホデビューは今では少し遅いほうかもしれない。高校生になると、周りは持っている人がほとんどで、インスタグラムやLINEなどSNSで盛り上がる場面も多く、家よりも外での活動時間が長くなるため、不便を感じることもありそうだ。一方、スマホに何時間も費やすことがないので、大学進学など将来の夢に向けて努力する時間が増えるかもしれない。

「スマホを早くから持つと勉強に身が入らないから」(35歳/男性/営業・販売)

「大人ですらネット依存になるので、高校生なら影響はもっとあると感じる。また、裏アカによるイジメやトラブルに巻き込まれる可能性もありそうだから」(41歳/女性/主婦)

「思春期にスマホでSNSに触れさせてしまうと危険なだけでなく、子どもの考え方に個性がなくなりそう。子どものうちはデジタルに偏ることなく、自然や科学技術に幅広く触れさせたい」(41歳/男性)

「自分にとって何が大切か分かってくる年代だから」(51歳/女性)

「大人になってから持つのが良いと思う」(48歳/男性)