■STARTO社グループ起用ならブーイングは必至

 4月クール、日本テレビではSixTONES森本慎太郎(26)が『街並み照らすヤツら』で主演を、間宮祥太朗(30)主演の『ACMA:GAME アクマゲーム』に田中樹(28)が出演している。

 さらに田中とtimeleszの佐藤勝利(27)がMCを務めるバラエティ番組『あべこべ男子の待つ部屋で』が5月4日にスタート。嵐の相葉雅紀(41)と平成ノブシコブシ吉村崇(43)が5月14日放送の新番組『モノマネMONSTER』でMCを務めることも発表されたばかり。

※画像は『モノマネMONSTER』の公式X(ツイッター)『@monomanemonster』より

 日本テレビの定例社長会見が4月22日、東京・汐留の同局内で行なわれ、石澤顕社長(67)がSTARTO社の取り組みに言及。「課題の取り組み状況について確認させていただきながら。着実に進んでいるという状況を受けて、制作現場では新規の起用を検討する段階に入ったと認識している。クライアントも含めて個別に適切な判断をしていく」とコメントした。

「ジャニー氏の件が大騒動になってから1年。現在、日テレと旧ジャニーズの新会社のSTARTO社の関係は遠くはないですから、今年の『24時間テレビ』もSTARTO社のグループ、タレントが起用されるのではないかと思ってしまいますが、日テレ内でも“それはさすがにマズいのではないか”となっているといいますね。

 そもそも、『24時間テレビ』に対しては、さまざまな批判の声が毎年巻き起こりますし、系列局・日本海テレビ(鳥取)の元幹部社員が2014年から昨年までの10年間、『24時間テレビ』のチャリティー募金から264万6020円を着服していたことも明らかになり、同番組には冷ややかな目が向けられていますからね。

 そこにきて、国際問題にまで発展した旧ジャニーズの新会社STARTO社のタレントを、今年も引き続き起用するというのは世間的に許されるかと言えば、決してそうではないでしょうからね。仮に、5月15日にCDデビューが控えるAぇ!groupをメインパーソナリティーに起用するとなったら間違いなく強い批判が巻き起こるはずです。ですので、今年はSTARTO社のグループ、タレントの起用は見送りが濃厚だと言われています」(前出のワイドショー関係者)

■今年の『24時間テレビ』総合演出は『みんなの動物園』担当者

 では、今年の『24時間テレビ』のメインパーソナリティーは誰が担当することになるのだろうか。

 制作会社関係者が話す。

「今年の『24時間テレビ』の総合演出を務めるのは『嗚呼!!みんなの動物園』の演出を担当するA氏ですから、ジャニー氏の件がなかったらMCの相葉さんがメインパーソナリティーに就任していたと考えられます。しかし、その線はなくなったと言えるでしょう。

 代わって候補として浮上しているのがくりぃむしちゅーだともっぱらです。『24時間テレビ』は総合演出が担当する番組のカラーが強くなる。A氏は『みんなの動物園』だけではなく『しゃべくり007』を担当していますし、以前からくりぃむしちゅーの番組に携わってきた。

 その関係性からくりぃむしちゅー、それも有田哲平さん(53)ではなく上田晋也さん(53)がメインパーソナリティーに起用されるのではないか、と言われているんです。上田さんは今や日テレにとって欠かすことができないタレントですからね」