■松本人志不在『酒のツマミになる話』視聴率が下落……

 松本の活動休止を受け、『人志松本の酒のツマミになる話』は『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に改題し、センターには大悟が座ることになるなど、実際にポスト・ダウンタウンとしての動きも始まっている。

 大悟の2つの新番組が始まったように、日本テレビが千鳥に接近している感じだが、彼らはこれまでフジテレビに重用されてきた。『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』(カンテレ・フジテレビ系)をはじめ、『千鳥のクセスゴ!』、『千鳥の鬼レンチャン』に出演。4月に8年ぶりに復活したスポーツ番組『すぽると!』(すべてフジテレビ系)のキャプテンにも就任した。

※画像は『すぽると!』の公式X(ツイッター)『@fujitv_sport』より

「フジの日曜日は19時台に『クセスゴ!』、20時台に『鬼レンチャン』が編成されていますが、実態は隔週でどちらかの番組の2時間SPを放送していますからね。フジの日曜ゴールデンは千鳥で回しているようなもの。

 特に『鬼レンチャン』はコア視聴率(テレビ各局が重視する13~49歳の個人視聴率)5%ほどを取りますからね。これは1週間の全局の全番組のうち最も高いコアを取る『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に迫るほど。昨夏の『27時間テレビ』のメインも彼らだった。フジにも千鳥に頼りたいという意向があるのは間違いありません」(前出の制作会社関係者)

 日本テレビとフジテレビが囲い込みたいと言われるほど人気と数字を持っている千鳥。しかし、良い結果ばかりが出ているわけではないようだ。

「実は、『酒のツマミになる話』は大悟さんがメインになってから数字がかなり落ちているんです。松本さんがいたときはコア視聴率は3%ほどでしたが、大悟さんになってからは1%台という週もありますからね」(前同)

『酒のツマミになる話』に対し、

《酒のツマミのおもろさがへった 大悟さんが悪いわけじゃ絶対ないけど》
《酒のツマミ話、大悟もええけど、松っちゃんの転がしが聞きたいな〜》
《松ちゃんとサブMCのカラミも含めて、最高に面白い番組で誰がサブMCか毎回ワクワクしてた》
《千鳥よりアンタッチャブルに引き継いでほしかったわ この番組は結構面白かったから、松本から千鳥になってつまらなくなって悲しい》

 といった意見もX(旧ツイッター)には寄せられている。