■昨夏から「月9」は暗黒期に突入

《マイガール》はXトレンド入りし、

《マイガールがトレンドにあったから何かと思ったらめめ月9主演なのね!おめでとう!そしてこれがほぼマイガールなのねマイガール大好きだからこそ好き嫌いはっきりしそうだなぁなんて思ったり…》
《とっても嬉しいんだけど、相葉くんのファンとしてはマイガールと色々被るところがあってちょっと心配というか。。でも、おめでとう!》

 など、『海のはじまり』を不安視する声も目立つ。

「物語が“被って”いると、批判的な声も出てきてしまう――という懸念をファンはしているのでしょうね。ただあくまで、現時点で出ているあらすじが似ているだけですし、物語の舞台も違う。酷似するようなことにはならないでしょう。

 そんななか間違いなく言えるのは、『海のはじまり』はフジテレビにとって絶対に失敗できないドラマだということ。月9はかつてはフジテレビ、さらにはドラマ界を代表する存在でしたが、大コケが続いたことでそのブランド力は低下。特に昨夏からは暗黒期に突入した感すらあります。現在放送中の『366日』も、厳しいことになってきていますね」(前出の制作会社関係者)

 月9は、23年7月クール放送の森七菜(22)と間宮祥太朗(30)のダブル主演作『真夏のシンデレラ』以降、嵐・二宮和也(40)、大沢たかお(56)、中谷美紀(48)のトリプル主演作『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(同年10月期)、永野芽郁(24)主演の『君が心をくれたから』(24年1月期)、そして『366日』と続いているが、いずれも数字面では不調となっている。

※画像は『君ここ』の公式X『@kimikoko_fujitv』より

『真夏のシンデレラ』は全話平均世帯視聴率が5.7%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)で月9ワーストを記録。さらに『ONE DAY』が全話平均世帯5.3%で、ワースト記録を更新してしまう。『君ここ』も全話平均世帯5.8%と極めて低調だった。

『366日』も初回(4月8日)は世帯7.2%でスタートしたが、第5話(5月6日)では5.4%まで落ち込んでいる。

「現在、テレビ界では、世帯視聴率よりも13~49歳の個人視聴率であるコア視聴率が重視されます。そのコア視聴率では、若いキャストが集結した『真夏のシンデレラ』はまだ良かったのですが、『ONE DAY』『君ここ』は2%程度と非常に厳しいものでした。それだけに現在放送されている『366日』は、フジが非常に気合いを入れていると放送前から言われていましたね」(前同)