■『VIVANT』も第3話で爆上げ

 Xでは、5月9日に放送される『Believe』第3話に対して、

《逃走劇が始まるとは…主人公目線はヒヤヒヤ感で面白い。他に3つ4つ導線があるから徐々に発火して盛り上げるつもりだろう。上手いな。最後まで見るのは確定。楽しみが増えた》
《謎だらけで面白い  竹内涼真くんは双子じゃないか 死の真相を探ってるんじゃないか 斎藤工(弁護士役)は敵なのか味方なのか いろいろ推理して楽しいそして今一番謎なのが上川さん! 早く続き見たい〜》
《設定はコテコテなのに何だろう展開がワクワクするここへきて今まで興味なかった竹内涼真も気になる役者になった》

 といった期待する声が多く寄せられている。散りばめられた謎や、引きの強いラスト、そして何よりやはり逃走劇が魅力的なのだろう。

※画像は『Believe』の公式X『@believe_tvasahi』より

 前出の制作会社関係者は話す。

「実は『VIVANT』も、視聴率が大きく伸びたのは第3話からなんです。物語の舞台が架空の国・バルカ共和国から日本に移り、第1・2話で描かれていた序盤の謎が回収され始めた時期でした。世帯視聴率は第1話が11.5%、第2話が11.9%だったのが第3話で13.8%になったし、コア視聴率も爆上がりでした」

『VIVANT』のコア視聴率は第1話が5.1%だったのが、第2話で4.6%に下落。だが、第3話で6.2%に跳ね上がり、その後、どんどん数字を伸ばして、最終回には驚異の10.1%を叩き出していた。

「『VIVANT』は、他局でも話題が出るモンスタードラマで、『Believe』はシニア層の視聴者が多くてコア視聴率が取りにくいと言われるテレビ朝日の連ドラなので、2作品を比較するのは酷なところがあると思われますが、“第2話で数字が落ちて、第3話に新展開がある、謎の多いドラマ”という点では同じですよね。

 大きな動き、そして多数の人が待望している“逃走劇”のスタートがありそうな第3話でどれだけ多くの視聴者を引きつけることができるか――GW明けの5月9日の放送回が、『Believe』にとっては勝負の回となりそうです」(前同)

 芸能人が逃げる姿には強いニーズがあり、大型バラエティ番組にもなるほど。多くの謎とキムタクの逃走姿で、『Believe』はここから巻き返すことができるだろうか――。