■視聴率30%超え&伝説ドラマの初回ゲストも

 明菜は、俳優として2006年まで単発も含めて約20本のドラマに出演。1992年放送の月9ドラマ『素顔のままで』(フジテレビ系)では安田成美(57)とダブル主演を務め、25歳の女性同士の友情を描いた同作はトレンディドラマの代表的作品の1つに。最終話の世帯視聴率は31.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するほどの大ヒットとなった。

『素顔のままで』は2月27日からTVerで無料配信(※現在は終了)されていたが、

《改めてクライマックスを観て、これは中森明菜にしかできなかった役だと痛感した。演技力だけではない。ダンサーとしての身体や動き、華やかな舞台での表情を出せる俳優は他にいなかっただろう》
《明菜ちゃんの涙の場面を思い出すだけで、私もまた涙 思い出し泣きと言う現象を初めて知った。ドラマで演じる明菜ちゃん、凄い演技力》

 と、明菜の演技にあらためて絶賛の声が上がった。

※動画は中森明菜の公式YouTubeチャンネル『AKINA NAKAMORI OFFICIAL』より

「今でも根強い人気を誇る伝説のドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ系)ですが、記念すべき最初の犯人役を演じたのも明菜さんでした」(前出のワイドショー関係者)

 1994年4月放送の『古畑任三郎』(サブタイトル「死者からの伝言」)で明菜は、痴情のもつれから編集長を別荘の地下金庫室に閉じ込めて殺しながらも、事故死を装う人気コミック作家・小石川ちなみを好演。Xにはいまだに、

《中森明菜の「死者からの伝言」これは初回に相応しい傑作です》
《中森明菜が古畑任三郎に出てた時の見たけどほんとにきれいすぎるしか言えんかった》
《古畑任三郎に出てる中森明菜かわええな》

 など、明菜の演技や美貌を褒め称える声がたびたび寄せられる。

 声優に対しても《ご自身の可能性を信じて、どんどんチャレンジしてください》と期待が寄せられているが、間もなく59歳を迎える明菜の、大人の演技が見られる日を楽しみに待ちたい。