■歩道は本来、歩行者優先

 前述したが、自転車は“軽車両”なので基本は車道通行。歩道はあくまでも歩行者が優先の道路なのだが、歩道通行可など条件によっては自転車も走ることができる。しかし、歩行者が優先であることが前提なのに、「歩道で危険走行」をする自転車も少なくない。

「通学路で、歩行者にベルを鳴らし続けて車道に追いやりながら狭い道を高速で通り抜ける。無理やり車道に移動させられた歩行者が車にぶつかったり、マナーの悪い自転車が歩行者とぶつかる可能性がある」(19歳/女性/学生・フリーター)

「歩行者の間を縫うように高速で走る自転車。当たらない自信があるのかも知れませんが、もし歩行者が急に進路を変えたら反応できるのか不安。実際に事故を起こすまでは減らないと思う」(35歳/男性/デザイン関係)

「速度を落とさずに歩行者のすぐ隣をすり抜けていく行為。少しでも歩行者がふらついたら接触事故になる」(31歳/女性/会社経営・役員)

「歩くのにぎりぎりの歩道を全速力でこぐ。人が出てきたときに事故になる」(23歳/女性/パート・アルバイト)

「歩道で爆走する自転車。事故になりそうで、ヒヤッとする」(34歳/男性/総務・人事・事務)

「歩いてるときに目の前に猛スピードで自転車が迫ってくる。怖い」(17歳/女性/学生・フリーター)

「歩道を後ろから静かに通り過ぎていくとき。危ないし怖い」(33歳/女性/総務・人事・事務)

「歩道を高速で走行。いつか人にぶつかりそう」(35歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)