■第1位はなんでもかんでも「ヤバい」

 第1位は、「ヤバい」。

「ヤバい仕事」「ヤバい人」など、昔は主にネガティブな意味で使われていた「ヤバい」だが、最近ではポジティブに使われることが多い。“とても”というような意味や、かわいい、かっこいい、おいしい、すごいなども「ヤバい」という言葉で表現されることがある。

「ヤバいは普通に解釈するとマズい状況をイメージするが、おいしいやきれいなものなどもヤバいというので、何がどうヤバいのか推測も交えて考えないといけない。外国語ならまだしも母国語でこのような状況はモヤッとする」(59歳/男性/会社経営・役員)

「本当にヤバいと思ってしまう。子どもがよく使っていて、本当にヤバいことかと勘違いしやすい」(47歳/男性/研究・開発)

「いいことも悪いことも驚いたことも“ヤバい”で済ませてしまうので、どのように思っているのか表現できないのかなぁと思う」(57歳/女性/総務・人事・事務)

「猫も杓子も“ヤバい”! 答えになってね~だろと思う。一生分の怒りがこみ上げる。次の言葉がでない」(58歳/女性/主婦)

「すごいことをヤバいと言うとき。どっちの意味かよく分からない」(49歳/女性/学生・フリーター)

「ヤバいは、何が? と思う」(49歳/男性)

「ヤバいと言われるとなんとなくモヤッとする」(57歳/女性/主婦)

 日本語として変!「よく使われているが“モヤッとしてしまう”言葉」第4位以下はこちら!

■「よく使われているが“モヤッとしてしまう”言葉」ランキング
1位 ヤバい
2位 エモい
3位 SNS・ネット用語
4位 普通に
4位 かわいい
4位 逆に
4位 彼氏・夫などの呼び方
8位 知らんけど
8位 ~でよろしかったでしょうか
8位 ~になります