■『Destiny』はコア視聴率不調も……

 前出の芸能プロ関係者は話す。

「もちろん、プライドが高いというのは“女優”という職業を考えると決して悪いことではありません。重圧も凄まじいし、負けん気が強くなければやっていけない世界ですよね。

 そんな石原さんでしたが、2020年10月に結婚を発表し、さらに母親になったことで、やはり大きな心境の変化があったようですね」

 共演NG説も出ていた田中とも、まさに現在放送中の『Destiny』で共演を果たしている。

 そんな主演ドラマ『Destiny』には、こんな話も――。

「『Destiny』は世帯視聴率は堅調な半面、現在、テレビ界が最重要視している13~49歳のコア視聴率がかなり厳しい状況にあるんです。もともとテレ朝はバラエティを除くと硬派な番組が多く、シニア層が良く見るチャンネルのためコア視聴率が取りにくい局というハンデはありますが……」(前同)

『Destiny』の世帯視聴率は、第3話以外(4月23日)は7%台を維持(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。第4話(30日)は世帯7.5%、個人4.2%で、第1話(9日)の世帯7.9%、個人4.4%に次ぐ好成績だった。

 しかし、コア視聴率は第1話の時点で2.1%と低かったが、第4話では1.6%まで落ち込んでしまっている。

※画像は『Destiny』の公式X『@Destiny_tvasahi』より 

「確かに業界が重視しているコア視聴率が深刻低迷している、というのは悩みの種になるかもしれない。関係者からそういう声が石原さんに漏れ伝わることもあるかもですが、現在の吹っ切れた石原さんならそこまで気にしないのではないでしょうか。

 若年層の視聴者は少なくても、世帯は堅調で、総数としては多くの視聴者が主演作を見てくれている――そんな割り切りもあるのかも。SNSの誹謗中傷に対するスタンスもそうですが、結婚・出産前とは大きく変わった石原さんは少々のことでは動じないのではないでしょうか」(前同)

 ママになって強くなった感のある石原。女優としても第2章が始まったのかも。