来日した韓国の人気俳優パク・ソジュン(35)が15日、東京・渋谷PARCOで行なわれたファッションブランド「NOICE(ノイス)」のポップアップイベントに登壇。外では多くのファンが“出待ち”を行なうなど、変わらぬ人気を見せつけた。
類まれなプロポーションと抜群の演技力で『彼女はキレイだった』(15年)、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(17年)、『キム秘書はいったい、なぜ?』(18年)といった多数のラブコメ作をヒットへと導き、“ロマコメの神”“キス職人”の異名を持つソジュン。
いがぐり頭のパク・セロイ役が日本でも大きな話題を呼んだ2020年のドラマ『梨泰院クラス』の世界的ヒットで確固たる地位を確立し、昨年11月公開のマーベル最新作『マーベルズ』でハリウッドデビューを飾るなど、国際俳優としても着実に歩を進めている。
一方、美人女優ハン・ソヒ(29)との初共演が注目を集めたNetflixの最新ドラマシリーズ『京城クリーチャー』は、脚本や時代考証の甘さが指摘され、韓国・日本ともに評判はイマイチ。
また、昨年公開された主演映画『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』も、観客動員数100万人を超える“中ヒット”となったものの、韓国で絶大な人気を誇るIU(イ・ジウン/31)との初共演、さらには前作で1600万人の動員数を叩き出した監督の最新作という期待値からすると物足りない結果だったと言えそうだ。
「韓国では近年、テレビ業界の収益状況が悪化。最もお金のかかるドラマ制作費が真っ先に削減される状況となっており、俳優の仕事も減少傾向にあるといいます。インスタグラムフォロワー数2600万人を誇る世界的トップスターのソジュンさんですら、“絶対安泰”とは言い難い感じです。
そこで、韓国ドラマ業界の起死回生の一手として期待が高まっているのが、日韓の共同制作コンテンツなんです。
先日、放送事業を中核とするTBSグループが《韓国の総合エンターテイメント企業 CJ ENM(シージェイ・イーエヌエム)と今後3年で3本以上の地上波ドラマ、2本の劇場用映画を共同制作することで合意した》というプレスリリースを発表。両国のクリエイター同士でワークショップを行なうなど、積極的な交流や研修を取り入れ、《世界中の視聴者の注目を集めるコンテンツの制作を目指す》としています」(制作会社関係者)