■「ひらめき」によってキャスティングされたということだが…
堺雅人とは違う俳優が半沢直樹を演じること――これが制作陣や演じる俳優にとってハードルが極めて高いことかは、説明するまでもないだろう。実際、『花咲舞』のプロデューサー・小田玲奈氏は5月5日配信の『WEBザテレビジョン』で、眠れなくなるほどキャスティングに悩んだことを明かし、こう話している。
《池井戸先生には、「(半沢を)出しても、出さなくてもお任せします」とおっしゃっていただいたのですが、やっぱり絶対に出したいと。そうしたらあるときに急にひらめき、その方にお願いした》
しかし、このキャスティングに対しては、
《劇団ひとりの半沢直樹、完全に逃げのキャスティングで嫌い。劇団ひとりが、ではなくこれを通したスタッフが嫌い》
《堺雅人さんの印象があまりにも強すぎて、半沢直樹をやろうと言う役者はいないから、仕方なくお笑い芸人でやれそうな人を選んだら劇団ひとりさんだったと言うことですか?》
といった厳しい声がXにも多く寄せられている。今回の『花咲舞』の半沢は、2013年の『半沢直樹』の時、当時39歳だった堺が演じていた半沢よりも前の時系列のため、もっと若い俳優を使うべきだった、という声も寄せられている。
🌸5話のオフショット🌸
— 花咲舞が黙ってない【公式】日テレ 土ドラ9 (@hanasakimai2024) May 16, 2024
#昇仙峡玲子 VS(!?) #半沢直樹 シーンの裏側でパチリ📸
笑顔ver😁とクールver😎
フォトジェニック昇仙峡&半沢✨
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#菊地凛子 #劇団ひとり#花咲舞が黙ってない
📢次回、6話は5/18(土)よる9時 pic.twitter.com/CEaY6dX5FM
「落ち着いた顔の雰囲気から松坂桃李さん(35)や吉沢亮さん(30)といった30代の演技派俳優や、そうでないなら思い切って、堺さんのものまねが秀逸で演技力もあるKis-My-Ft2・宮田俊哉さん(35)を期待していた、という声も上がっていましたね。それが本業が俳優でない、好感度が高くて演技もできるひとりさんが演じた――それに、“煽って期待させておいて結果置きに行った”と感じている視聴者が多くいるようです。
そんな事前の話題性もあった第5話もコア視聴率は1%台と向上せず、と。ドラマはすでに中盤を迎えましたが、少々苦しい展開になっていますね……」(前出の制作会社関係者)
この4月の改編で新設された、日テレの『土ドラ9』枠のドラマ第1弾としても注目されていた『花咲舞』。国民的女優への道を突き進む今田の、底力に期待したい。