■TBSに聞いた

『VIVANT』は放送後も、トークイベントの開催やLINEスタンプの発売など、話題づくりを欠かしていない。今年に入ってからは、劇中で印象的なアイテム“赤飯”にちなんだ『VIVANT/赤飯キット』を1月29日に発売したり、2月16日には、撮影地だった島根県松江市にある老舗のお弁当屋『一文字家』とのコラボ商品『御赤飯弁当』を島根県松江駅の駅弁として発売。

 さらに、日本旅行社とコラボした海外ツアー『ロケ地を巡る!モンゴル5日』が7~9月にかけて、計4回開催予定。劇中でバルカ共和国の主要人物だったアディエル、ジャミーン、チンギス役の現地俳優――ツァスチヘル・ハタンゾリグ、ナンディン・エルデネ・ホンゴルズラ、バルサラハガバ・バトボルドとの夕食会もある豪華ツアーだ。

※画像は『VIVANT』公式X『@TBS_VIVANT』より

「そうしたイベントで話題性を維持しつつ、25年6月から続編の撮影スタート。そして、26年夏に『VIVANT2』がオンエアされる――そうした話なんです。

『VIVANT』の1作目は、最終回からネトフリ配信まで3か月も間が空いてしまったため時機を逃した感がありましたが、ネトフリとのルートがしっかりとできた次は違うでしょう。順次、ドキドキハラハラの展開をリアルタイムで1話ずつ配信して、世界中を巻き込んだ”考察合戦“が行なわれる――それが制作陣、TBSの狙いでしょうし、そうなれば素晴らしいことですよね」(前出の民放キー局関係者)

 弊サイトはTBS広報部に『VIVANT』の続編の有無と、前述の25年6月撮影開始、26年放送の話について問い合わせたが、

「制作過程については、お答えしておりません」

 ということで、回答は避けつつも否定の言葉はなかった。

 謎が謎を呼ぶ展開で日本中を興奮の渦に巻き込んだ『VIVANT』。次は世界の視聴者も巻き込む展開を期待したいが、果たして――。