■有働の“色”が『with MUSIC』に合っていない
『with MUSIC』は、日テレは4月改編の目玉として4月13日からレギュラー放送がスタート。34年ぶりとなるゴールデン帯の音楽番組に局は大いに期待していたが――前出の制作会社関係者は話す。
「日テレはこの4月から、各番組の評価は“コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)のみ”となったのですが、『with MUSIC』は開始時、そのコアの数字が取れていなかったんです。ですが徐々に上がってはきました。5月11日放送の2時間SPも3.0%とまずまずの数字でしたが、真裏ではどバラエティ番組である『新しいカギ』(フジテレビ系)が、通常の1時間放送回で4.5%。『with MUSIC』は2時間SPながら、『新しいカギ』の通常放送に負けた、ということですね」
当初『with MUSIC』の数字が取れなかった理由としては、出演アーティストが幅広すぎて視聴層を絞り切れていないこと、MCの有働と“アーティストナビゲーター”の松下洸平(37)のコンビが大人すぎて、悪い意味で静かで落ち着いた地味な番組になってしまっていることなどが挙げられていたが、
「さらに言われているのが、有働さんが音楽番組のMCにミスマッチだったのでは、という話です。確かに有働さんはNHK時代の『あさイチ』のトークなど明るく楽しい姿が印象的でしたが、それはあくまで“NHKアナとしては”です。
同じNHK出身で比較するなら、神田愛花さん(43/12年3月末退局)はバラエティ番組を主戦場にもタレント的な売れ方をしていますが、有働さんはフリーになってからも担当番組は『news zero』や選挙特番など、よく言えばしっかりとした人ですが、悪く言えば真面目な固い人。
そんな有働さんが自分の“色”を『with MUSIC』に出そうとして、上手くいっていない感があるのではと言われているんです」(前同)
【#withMUSIC チェキ📸】
— with MUSIC (@ntv_withmusic) May 25, 2024
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『with MUSIC』の特色の1つに、アーティストとのトーク時間を長めに用意している点がある。初回放送(4月13日)に宇多田ヒカル(41)との対談を行ったほか、6月1日放送の2時間SPではB’zの稲葉浩志(59)が出演するにあたり、GLAYのTERU(52)のサプライズVTRが用意されている。