5月28日、木村拓哉(51)が2年7か月ぶり3枚目となるオリジナル・アルバム『SEE YOU THERE』が8月14日に発売されることが発表された。豪華楽曲提供アーティストも注目を集めている。

『SEE YOU THERE』は「ファンと共に」をメインコンセプトに制作されたアルバムで、楽曲提供アーティストは以下の8名。

《AI(42)、明石家さんま(68)、Uru、久保田利伸(61)、竹内まりや(69)、KinKiK ids堂本剛(45)、SUPER BEAVER・柳沢亮太(35)、吉田拓郎(78)》

 彼らが手がけた全11曲が収録されるとのことだ。

「ソロアーティストになった木村さんのアルバムは、『Go with the Flow』(20年1月発売)、『Next Destination』(22年1月発売)の過去2作もそうですが、豪華な顔ぶれが楽曲提供した曲が多数収録されるのが恒例となっています。今回もさんまさんが提供しているように、歌手に限らず、コピーライターの糸井重里さん(75)が提供したこともありました。

 収録曲のバリエーションが豊かになり、話題にもなる一方で、“作詞作曲陣を豪華にしないと売れないのね”みたいな厳しい声も出ていて、今回も賛否両論となっていますね」(女性誌編集者)

※画像は『ビクターエンタテインメント』の公式X『@VictorMusic』より

 たとえば、堂本剛は以前から「お兄さん(木村)に楽曲提供をしたい」と表明していたため、それを知るファンから《木村兄さんに楽曲提供するのね……つよしくん嬉しかっただろぉなぁ》といった声がX(旧ツイッター)に寄せられている。

 剛ファンが木村のアルバムを買う可能性も出てくるわけで、そうしたメリットも期待しているところはあるのだろうが、

《なんだかビッグな人とコラボは、今のドラマと同じやり方のように見える。一人で勝負する自信がない表れのように感じる》
《ここまでしないとアルバムさえ売れないのか》

 といった辛辣な声も、ネットには多く寄せられているのだ。

「木村さんは現在も国民的スター。ファンも多くいて、連続ドラマの主演を張り、主演映画も製作されますよね。

 しかし、リアルなところでは、CDの売上はどんどん落ちつつあります。SMAP時代と比較するのは違うのでしょうが、オリコンのデータによればSMAP最後のベストアルバム『SMAP 25 YEARS』(16年12月)の推定累積売上枚数は118万枚ほど。SMAP最後のオリジナル・アルバム『Mr.S』(14年9月発売)は24万枚ほどでした。

 SMAP解散後、木村さんのソロ1stアルバム『Go with the Flow』(20年1月)の推定累積売上枚数はおよそ17万枚。立派な数字と思えたのですが、22年8月の2ndアルバム『Next Destination』は、8万4500万枚ほどに一気に減少してしまったんです」(ワイドショー関係者)