■キムタクドラマも数字はパッとせずで――

 木村の2ndアルバムの売上枚数がおよそ8万4500万――これは、同年3月に発売されたTWICEの4thベスト・アルバム『#TWICE4』より少し下くらいで、決して低い数字というわけではないが、1stからの激減も含めて考えると寂しい数字だろう。

「こちらもガチンコで比較されると酷ですが、同じSTARTO ENTERTAINMENTに在籍する、大人気グループ・Snow Manと比べると、かなり寂しく感じられてしまいます。

 むしろSnow Manの爆発的な人気、勢いが凄いわけですが、彼らの最新の3rdアルバム『i DO ME』(23年5月発売)の売上が累積126万枚以上。これと比べると、木村さんの2ndアルバムは、売上枚数が約15分の1なんですよね」(前出のワイドショー関係者)

※画像はSnowManの公式X『@SN__20200122』より

 Snow Manは規格外としても、国民的スターのキムタクのアルバム売上枚数がどんどんシュリンクしていくのはまずいところだろう。

「3rdアルバムの『SEE YOU THERE』で数字を回復したいところはあるのではないでしょうか。今や音楽は配信の時代ですが、旧ジャニーズは違ったし、木村さんの過去2作のアルバムも昨夏から配信が始まったばかり。CD売上を重視しているのは明らかですよね。

 加えて、木村さんは俳優としても“視聴率男”と言われていたのに陰りが出てきている。現在放送中のテレビ朝日開局65周年ドラマで、木村さん主演作『Believeー君にかける橋ー』(火曜夜9時~)は、第2話を最後に世帯視聴率が1桁(関東地区/ビデオリサーチ調べ/5話時点)ですし、テレビ界が最重要視している13歳から49歳のコア視聴率も1%台を記録するなど低調です。

 スーパースター・キムタクの復権――それにはドラマの数字に加え、CDの大きな売上枚数も欲しいところでしょう。8月発売の新アルバムの豪華楽曲提供アーティストからは、“負けられない戦い”感が伝わってきます」(前出のワイドショー関係者)

 何事も結果が問われるスターはツラいところだが、果たして3rdアルバムは売上枚数を戻せるだろうか――。