現在放送中の山下智久(39)主演連続ドラマ『ブルーモーメント』のヒロイン俳優・出口夏希(22)に、ピンチが訪れているようだ。

『ブルーモーメント』は、小沢かな氏の同名コミック(KADOKAWA)が原作。主人公の晴原柑九朗(はるはら・かんくろう/山下)らSDM(特別災害対策本部)が、気象災害によって脅かされる人命の救助に立ち向かう物語で、出口は晴原の助手の雲田彩を演じている。

「山下さんは2020年10月末までは旧ジャニーズ事務所にいた“OB”ですが、その山下さんも含めると出口さんは今年4月から8月にかけて、5か月で3人というハイペースで旧ジャニーズ関連のタレントとの共演が続くんです」(芸能プロ関係者)

 6月27日にNetflixで公開されるKing&Prince永瀬廉(25)主演映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』、8月2日公開のSnow Manラウール(20)主演映画『赤羽骨子のボディガード』――この2作に、出口はメインヒロイン役で出演する。

 出口と旧ジャニーズ勢の共演というと、過去にもSUPER EIGHT横山裕(43)主演の『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系/21年4月期)でも、なにわ男子西畑大吾(27)の職場仲間役で出演していた。

「新事務所STARTO ENTERTAINMENTに移行したことで今後は緩和されていく可能性もありますが、旧ジャニーズタレントのお相手、ヒロイン役の女優は選ばれるための“条件”がとても厳しかった。そのために同じ女優が重宝される傾向にあります。

 具体的に言うと、作品は恋愛ものが中心なので同世代の若い女優であること、私生活が奔放すぎない清純派女優であること、何かあった際に対応が取れる大手事務所に所属していること――この3つが前提条件です」(前同)

※画像は出口夏希の公式インスタグラム『@natsuki__deguchi__official』より

 現在22歳と、まだ若い出口だが、女優としての才能は間違いない。特に昨年は活躍が目覚ましく、森七菜(22)とダブル主演のNetflixドラマ『舞妓さんちのまかないさん』(1月配信)でブレイクし、同年12月公開の福原遥(25)と水上恒司(25)のダブル主演映画『あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら』で、伊藤健太郎(26)演じる特攻隊員との切ない悲恋を表現。“主演食い“の名演技を見せて人気が急上昇したのだ。