■『ブルーモーメント』での出口の演技には強い逆風が吹いている
前出の芸能プロ関係者は続ける。
「出口さんは若くてポテンシャルもあるし、作品にも恵まれて同性からも人気があります。永瀬さん、ラウールさんだけに終わらず今後、“STARTO社御用達女優”のルートに乗りそうな勢いを感じさせますよね。
ただ、その勢いが失速しそうになっているのが、放送中の『ブルーモーメント』なんですよね……」
出口は『ブルーモーメント』で、GP帯連ドラヒロインに初起用された。山下演じる主人公・晴原にも物怖じせずに文句を言う若い隊員の役だが、
「今回の役柄での出口さんの演技が視聴者からかなり不評なんですよね……。ストレートに“演技が下手だな”という声だけでなく、“感情的になると中国語でしゃべる”というキャラ設定が劇中にさほど生かされていないという指摘が出ています。
また、出口さんに非はないのでしょうが、原作漫画では英語でしゃべる設定だったのが、中国語が得意な出口さんに合わせたかのような“役者ありきの原作改変”が納得いかない、という指摘もあります。
もっとも、中国出身の出口さんが話すのは福建省の方の言葉で、ドラマで彼女が演じる雲田彩が話すのは北京語。発音などが異なるため、監修つきでしっかりと練習に励んだと明かされていますが……」(前同)
🌏#ブルーモーメント🌏
— ドラマ『ブルーモーメント』フジテレビ 2024年4月期水10【公式】 (@bluemoment_cx) May 8, 2024
第3話放送まで【✨あと2時間✨】
SDMの戦力になるべく、気象学の勉強を始めた彩❕
彼女を駆り立てる原動力には、過去の悲しい出来事が関係していて…❔#出口夏希 pic.twitter.com/i6eQkC3V0W
出口の『ブルーモーメント』の演技に対しては、
《出口夏希ちゃんが話せるから中国語に改編したんですか?役は役者のためにあるのではないです。役者都合で変えないでください。原作通り英語を話せて尚且つ演技が上手い人をキャストに選んでください》
《観てるが、助手の演技ほんと冷めるな。何でもっと上手い人をヒロインにしないんだ?》
といった厳しい声が、X(旧ツイッター)にも多く寄せられてしまっている。
「設定面はドラマ制作サイドが決めたことでしょうし、現在の嫌われぶりに気の毒なところはあります。
一方で、出口さんは昨年の『舞妓さん』や『あの花』では非常良い演技をしていただけに、『ブルーモーメント』の演技にはファンも“あれ、こんなものだっけ?”と首を傾げているところがある。明らかに役がハマっていない感じで、それで余計に下手に見えてしまうのかもですね。結果として出口さんは初のGP帯ヒロインでステップアップするどころか、少々ケチがついてしまったと。
今、彼女を見る目は厳しくなってしまっている。そのため、『ブルーモーメント』の次に控えている永瀬さんとのネトフリ映画、その後のラウールさんとの映画にも良くない影響があるのではないか――そんな心配の声もあるんですよね」(前同)
『舞妓さん』や『あの花』では確かな演技力を見せた出口。現在の『ブルーモーメント』の雲田彩役はやはりハマっていないのか……。同ドラマもいよいよ後半戦。出口の躍動に期待したい。