■宮迫博之“以外”の闇営業芸人は次々に復帰も……

 宮迫は5月28日に公開した動画で、過去にも地方局から出演オファーがあったものの、後に生じる“大人の事情”もあり、「詳しくは言えないがなくなってしまった」と明かしていた。

 そうしたことは多々あったとも話し、「今回はスムーズに出演することが決定した。楽しみだけど地上波には出てないから緊張はある。楽しみながら出演したい」と意気込みも露わにしていた。

「制作会社から千葉テレビに報告がないまま収録が進められ、宮迫さんが千葉テレビの正式なアナウンスを前にYouTubeで番組出演を発表してしまった。千葉テレビとしては“やり方が違う”となり、由々しき問題だと判断され、お蔵入りが決定した、というのが千葉テレビの見解ですよね。

 千葉テレビが番組の放送を発表する前に、宮迫さんはYouTubeで告知したわけですが、それは制作サイドからの要請だった。だから、宮迫さんには非はないのですが、今回はその告知も大きな原因となった可能性はありそうですね」(前出のワイドショー関係者)

※画像は宮迫博之の公式X『@motohage』より

 宮迫が5年もの間、地上波テレビに出られていない理由――あらためて振り返ると、それは2019年6月に勃発した「闇営業問題」である。宮迫を中心とした複数のお笑い芸人が反社会的勢力の会合に参加し、謝礼を受け取っていた騒動だが、約5年が経過し、参加芸人のほとんどが地上波番組への復帰を果たしている。

 問題の会合には宮迫、ロンドンブーツ1号2号田村亮(52)、レイザーラモンHG(48)、ガリットチュウ福島善成(46)、天津の木村卓寛(48)、くまだまさし(50)、ザ・パンチのパンチ浜崎(43)、ムーディ勝山(43)、2700、ストロベビーのディエゴ(46)、他事務所からザブングルが参加。全員ではないが、宮迫以外の多くは現在、テレビやラジオでその姿が確認できる。

 闇営業を主導したカラテカ入江慎也氏(47)は2019年に芸能活動から引退。その入江氏も4月28日放送の地上波のバラエティ番組『深夜のハチミツ』(フジテレビ系)に出演。引退後、清掃会社を設立した現状を語るとともに、「クビになって5年で“いつテレビに出られるかな”と思っていたら、これだと思わなかった。ビックリした」とトークを繰り広げ、話題を呼んだ。