■宮迫に“大感謝”の声が
芸能プロ関係者が話す。
「芸能界を引退した入江さんですら地上波に復帰しているにもかかわらず、宮迫さんの復帰だけが実現できていませんよね。当時、明石家さんまさん(68)、ダウンタウン・松本人志さん(60)のアドバイスをスルーし、YouTuberに転身した際にも“悪手”と指摘がありましたが、やはり、それが今につながっているのかもしれませんね……。
焼肉店の経営など、実業家としては堅調なのでしょうが、地上波への復帰は千葉テレビの一件もあり、引き続き厳しいものがあるということなんでしょうね。
騒動から約5年が経過しましたが、宮迫さんにはいまだに芸能界や一般人から冷ややかな目が向けられています。でも、そんななかで宮迫さんに本気で感謝している人たちがいるんです。
それは、吉本芸人。特に若手の吉本芸人は宮迫さんにめちゃくちゃ感謝しているといいます。闇営業問題を機に吉本興業の体制が大きく変わりましたからね」
闇営業問題を受け、吉本はそれまで口頭での契約がほとんどだったタレントと契約書を交わすなど、その体制が大きく変わった。
「騒動を機にギャラの支払いが“渋い”と言われてきた吉本の姿勢がまるで変ったとされます。給与体系も明瞭になり、芸人たちが受け取れるギャラが大幅に増えたわけです。テレビ出演がなくても舞台だけで食べていける芸人も増えて、昨年の『M-1』チャンピオンの令和ロマンなども裏では宮迫さんに大感謝しているといいますよ。
劇場出演のギャラが増えたのに加え、何より大きいのがお笑いライブの配信。コロナ禍の影響もありましたが、劇場に足を運ぶことなく配信でライブを楽しむ人が増えた。そして、そのライブ配信では、かなりの割合が芸人サイドに入ってくるようになったといいます。
テレビでも活躍している売れっ子ですが、30代のある中堅コンビは年収がそれぞれ7000~8000万円程度あると言いますからね。これは闇営業問題前だったら考えられなかったことですね。
ギャラ体系が激変し、芸人たちは爆発的に収入が増えたと。ですので、そのキッカケを作ってくれた宮迫さんに対して、本気で感謝している若手芸人は本当に多いといいますね」(前同)
吉本の若手芸人からは感謝の声が上がっているという宮迫だが、地上波テレビ復帰はまだまだ厳しい。5月31日の動画で「(地上波復帰を)あきらめることはしない」と語った宮迫。果たして、次のチャンスはいつか――。