5月30日、嵐・松本潤(40)がSTARTO ENTERTAINMENTから退所した。4月に旧ジャニーズ(SMILE-UP.)がSTARTO社の新体制に移行してから初の“退所タレント”であり、嵐としては昨年10月に独立した二宮和也(40)に続いて2人目である。
芸能プロ関係者は話す。
「独立後の松本さんは二宮と同じくソロ活動は個人事務所で、嵐としての活動は引き続きSTARTO社のエージェント契約で行なうと発表しています。そして松本さんは6月2日までに自身の会社『MJC Inc.』を設立。インスタグラムで《本日6月1日、独立して初仕事をしてきました。MJC Inc.という会社を立ち上げ、また、ホームページを作りました これから一歩ずつ、進んでいこうと思います。》と綴りました。
松本さんは心機一転の新スタートを切りましたが、これでSTARTO社に残っている嵐のメンバーは櫻井翔さん(42)と相葉雅紀さん(41)、活動休止中の大野智さん(43)の3人になりました。ですが……実は、旧ジャニーズ事務所内でも、二宮さんが辞めた時点で“いずれ、嵐の全メンバーが離れるだろう”と言われていたといいます。そして、今回の松本さんの独立で、それがいよいよリアルな感じになってきた感じですね」
今回、退所・独立した松本だが、まず3月14日発売の『週刊文春』(文藝春秋)による「独立計画」の報道があった。松本が信頼している弁護士をSTARTO社に連れて行き、契約面の話し合いをしているという内容だった。
その後、4月10日には嵐がグループの事務所『株式会社嵐』を3月25日に設立していたことが明らかになり、5月16日に松本が独立の意思を正式に発表した。
「『文春』に松本さんの独立が報じられた段階で、“やはり二宮さんに続くのか”という感じでしたが、その後、5人揃って株式会社嵐を立ち上げたり、櫻井さんは4月10日に仕事受注用の個人サイトも立ち上げたりと、5人は着実に、STARTO社からは距離を置いていっている感じがしますよね。
松本さんは25年1月クールに主演ドラマが内定していると報じられており、そのスポンサー問題も退所を決めた理由だと言われていますね」(前同)
松本は2016年4月期と18年1月期にTBS日曜劇場で主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』が放送され人気を博していたが、この続編が25年1月期に控えている、と5月27日付の『デイリー新潮』(新潮社)に報じられている。
「同枠のスポンサー企業には、ジャニー喜多川氏(享年87)の問題を重く受け止めていて、STARTO社の新体制後も厳しい態度を継続している大手飲料メーカーのサントリーがいます。そのため、ドラマが始まる前にSTARTO社から独立する必要があったと言われていますね。経緯としては、二宮さんも同じです」(同)