草なぎ剛(48)主演のフジテレビ系ドラマ『罠の戦争』。同ドラマは、話題性、視聴率とも好調で、2月20日放送の第6話にも多数の注目が集まっている。そんな『罠の戦争』は、草なぎにとってジャニーズ事務所退所後初かつ、6年ぶりの民放連ドラ主演であることが放送前から注目を集めていた。
放送後は、大熱演を見せる草なぎに限らず、出演俳優陣の演技が評価されているが、ヒロインの存在感も回を追うごとに増しているという。
「草なぎさん演じる議員秘書・鷲津亨の後輩で私設秘書の蛍原梨恵を演じている、小野花梨さん(24)ですね。主に、鷲津や杉野遥亮さん(27)演じる議員秘書・蛯沢眞人とともに、“復讐”のために尽力するキーパーソンとして活躍しています」(テレビ誌編集者)
そんな小野は以前から実力派で知られてきたが、『罠の戦争』でも存在感は健在。たとえば散々パワハラで苦しめられてきた先輩秘書がクビになった際に、
「ホント救いようがないよな。自覚のないクズって」
と、目の前で言い放つシーンでは、怒りとも涙とも取れる絶妙な演技には絶賛の声が上がった。
《難しいところでしたけど、あれ以上勝ち誇ったら蛍原さんがイヤな人に見えてしまう。泣きたくなっても泣くまいとするのが人間、という気もしました。
たとえ自分をいじめていた相手でも、落ちていくのを「勝った」と喜ぶ人間は魅力的でないかなと。あのバランスになって良かったと、自分では思っています》
と、小野が話す2月18日の『Yahoo!ニュース』に掲載されたインタビューからも、彼女のキャラに対する理解度や、思慮深さが伝わってくる。
《小野花梨ちゃんほんとうに好演で。演技上手いからいつもひと癖も二癖もある役が多いけど、今回のサポートに徹する健気な秘書さんの役とてもいい!!》
《小野花梨は、ムロツヨシのドラマから注目してたけど、伊藤沙莉や岸井ゆきのの路線の、演技力で主役になり映画でもドラマでも引っ張りだこになると予想してた》
《小野花梨ちゃん、めっちゃ良い演技するな〜〜〜… つい目で追ってしまうわ…》
と、SNSには視聴者からの“演技が上手い”という声が多く寄せられており、かなりの高評価を得ているようだ。