日本テレビの水卜麻美アナウンサー(37)が、6月1日付の人事で異例とも言えるスピード出世を成し遂げた。一部では、年収3000万円近い待遇になる、という話も出ているが、水卜アナ自身はこれに困惑しているようだ――。

 水卜アナは6月1日付でそれまでの「主任」から新設される管理職の役職「チーフスペシャリスト」に昇進。「スペシャリスト職」は上からS4、S3、S2、S1の4段階に分けられており、「チーフスペシャリスト」は上から3番目のS2にあたる。

 5月27日の定例社長会見で日本テレビの石澤顕社長(67)は「あらためて説明も含めて申し上げると、水卜麻美アナウンサーを管理職に登用しました」と報告し、「管理職としては最年少」と説明。

 異例のスピード出世について「水卜さんは若手最年少で抜擢登用。これまでの活躍ぶりを見ると活躍に相応しい評価、階級を担ってもらう」と、水卜アナのこれまでの活躍をあらためて評価した。

※画像は水卜麻美アナの公式X『@mitomeetmeat』より

 これまでの主任という役職は一般企業だと課長クラス。一方でチーフスペシャリストは局次長クラスに相当するという。水卜アナは一気に3階級特進した格好となり、これまで1500万円ほどだった年収が、3000万円近くにアップすると報じるメディアもあった。

「チーフスペシャリストはアナウンサーでは彼女だけ。9期上で『news every.』(日本テレビ系)MCの森圭介アナ(45)は水卜アナよりも1つ下のリードスペシャリストですから、水卜アナがごぼう抜きの大出世を遂げたことは明らかです。

 ですが、“年収3000万円になる”などという報道には水卜アナ自身が困惑の反応を示していると聞こえてきています。たしかにチーフスペシャリストは特別なポジションで超スピード出世は間違いないのですが、実は、給料面は全く伴っていないようで、年収3000万円なんてもらえるわけないという話なんです。水卜アナはこれに、憤りとともに悲しみを覚えているといいますよ。

 まず、役員昇格も見えてきたような異例のごぼう抜き出世なのにそれに見合う給料アップになっていないこと、さらに、もらっていないのに周囲からは“年収3000万円もらっている”と見られたら、誰だって嫌な気分になりますよね」(制作会社関係者)