川口春奈(29)主演の連続ドラマ『9ボーダー』(TBS系/金曜よる10時)の第8話が、6月7日に放送される。終盤を迎えようとしている本作だが、視聴者から《脚本がいろいろと破綻してない?》などと、不満の声が多く出ている。

 同ドラマは、19歳、29歳、39歳と、各年代の“大台”を迎える前のラストイヤー(9ボーダー)の3姉妹が、モヤモヤや焦りを抱えながら、自分の生きる道を模索していくヒューマンラブストーリー。お約束のように繰り出される、松下洸平(37)の甘い言葉が好評だったのだが、なにが不満の原因なのかーー?

 5月31日放送の第7話は、誕生日会を終えて長野へ戻っていた弟・九吾(齋藤潤/16)が、正式に大庭家に住むことに。七苗(川口)、六月(木南晴夏/38)、八海(畑芽育/22)の3姉妹は、九吾の引っ越し準備と、亡き母・みどり(堀内敬子/53)の墓参りを兼ねて、父・五郎(高橋克実/53)とともに長野に向かう。

 さっそく引っ越しの手伝いを始めると、みどりの結婚指輪が残されていて、七苗たちはさまざまな思いを抱く。その夜、東京では雨風が強まっていたが、七苗はひとりで自宅に戻ることに。おおば湯に着くと落雷で停電になり、暗い部屋で怯える七苗。すると、八海から連絡を受けたコウタロウ(松下)がやって来て……という展開。

 視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《脚本に無理ありすぎん? 台詞も説教くさくて全く感情移入できない》《年代ごとの共感狙ったドラマだと思うけど、設定がありえなさすぎて共感できるポイントがない》など、内容に対する不満の声が。松下ファンの称賛の声もあるが、それ以上にドラマ自体が批判の的になっているようだ。