■松嶋菜々子のジャニーズとの深い縁とは?
松嶋といえば、押しも押されもしない大女優。
「主演した『やまとなでしこ』(フジテレビ系・2000年)では、最高視聴率34.2%を記録し大ブレイクを果たし、その9年後に放送されたドラマ『家政婦のミタ』(日テレ系・2011年)では、自身最高となる驚異的な視聴率40.0%を記録し、社会現象を巻き起こしました。
NHKとのかかわりも深く、朝の連続テレビ小説『ひまわり』(1996年)では主演を務め、その6年後には大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年)で唐沢寿明さん(59)とW主演。
朝ドラと大河ドラマの両方でヒロインを務めるのは史上初の快挙で、華々しい経歴ですよね」(前同)
そんな松嶋は、これまでジャニーズメンバーと数々の作品で共演してきた。
「現在『どうする家康』では“息子”の松本さんとは、これまで『花より男子』(TBS系・2005年)や『ラッキーセブン』(フジテレビ系・2012年)、『となりのチカラ』(テレ朝系・2022年)と、4度も共演していますよね。
松嶋さんがジャニーズと初めて共演したのは、1999年の『魔女の条件』(TBS系)。当時、ジャニーズJr.として人気絶頂の滝沢秀明さん(40)と女教師と生徒との恋愛を描いたセンセーショナルな題材で、濃厚なキスシーンを披露し話題になりました。
その後は、2018年に放送されたスペシャルドラマ『誘拐法廷〜セブンデイズ〜』(テレ朝系)では関ジャニ∞の丸山隆平さん(39)と共演しています。
ちょっと異色ですが、TOKIOの松岡昌宏さん(46)主演の『家政婦のミタゾノ』(テレ朝系・2016年)は、まさかの舞台化もされるほどの人気作となりましたが、これは松嶋さん主演の『家政婦のミタ』をどうしても連想しますよね。まあ、松嶋さんの『ミタ』も、元をたどればテレ朝の市原悦子さんの人気シリーズ『家政婦は見た!』なわけですから、どっちが本家、ということもありませんが……。
松嶋さんが、2001年に結婚した反町隆史さん(49)も、元々はジャニーズJr.の平家派というユニット出身ですから、そもそもジャニーズとは深い縁がありますよね」(前同)
その松嶋が21年ぶりに出演した大河ドラマ『どうする家康』では、振り切った演技で人気を得ている。
「今作で演じている於大の方は、これまで松嶋さんが演じてきた人物とまた一味違う、と話題です。
2月19日に放送された第7話では、有村架純さん(30)演じる家康の妻でヒロインの瀬名が家康とイチャつきキスをするシーンでも、丁度いいところで邪魔をしたり、前回まで人質として囚われていた瀬名を悲劇のヒロイン扱いする家康に“辛い目にあったおなごなど五万といる”と言い切ったり…と、クセの強いキャラクターで視聴者からも人気です。
松潤の母についで、山田涼介の母にもなったわけですが、数字を持っている松嶋菜々子さんとの共演は、ジャニーズにとっても願ってもない話。両者にとって“ジャニーズの母役”というウィンウィンの関係は、これからも続きそうですね」(前同)
いくつになっても、オーラも数字も衰えない松嶋。ジャニーズとの共演が、まだまだ続きそうだーー。