■『白雪姫』はディズニーでもおなじみ

『白雪姫』は、美貌の白雪姫に嫉妬した魔法使いの義母が、毒リンゴを食べさせて殺そうとするが、その後、白雪姫は通りかかった王子様にキスをされ、リンゴを吐き出して目覚め、王子と結ばれるというストーリー。

「ディズニーが好きなのもあるが、こびとたちとの触れ合いやハッピーエンドで終わるところが好き」(34歳/女性/主婦)

『赤ずきん』は、おばあさんの家へお見舞いに行った赤ずきんが、おばあさんを食べたうえ、おばあさんに化けた狼に食べられてしまうが、狩人が狼のお腹を切り裂いて赤ずきんとおばあさんを助けだす。

「赤ずきんがかわいくて好き」(36歳/女性)

『人魚姫』は、人間の王子に一目惚れをした人魚姫が、薬を飲んで美しい声と引き換えに人間の姿に変身。王子も人魚姫に好意を抱くが、王子の勘違いにより恋は実らずに終わり、その代償として人魚姫が泡になって消えてしまうという悲恋のストーリー。

「願いが叶わなくて泡になってしまった結末が儚く、印象に残っている」(49歳/女性/主婦)

「子どもながらに幸せを手に入れるには代償が必要なのだと学べた」(35歳/女性/総務・人事・事務)

『アリとキリギリス』は、夏の間、アリは冬に向けて食料を蓄えるために働く一方、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って楽しく過ごしていた。冬になるとキリギリスは食べ物を見つけられず、アリに食べ物を分けてもらうことを断られ、結果、飢え死にしてしまう。時間の使い方や備えの大切さを教えてくれる物語だ。

「最悪な状況を想定しているところが好き」(44歳/男性)

「キリギリスは生活を楽しんでいて、本当は不幸せではないと思っているから」(49歳/男性)

「教訓がある」(33歳/女性/主婦)