■明石家さんま&西川のりお……大御所芸人から苦言も

 大御所芸人らも粗品の一連の言動に苦言を呈している。

 6月8日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)に出演した明石家さんま(68)は、粗品と宮迫の騒動について「マジやったら我々世代、芸能界では考えられない。後輩が先輩を(ディスる)っていう。吉本じゃないって言ったって、お笑い芸人は先輩後輩、縦(社会)やから。先輩に対してああいうことを言うっていうのは本当は間違いやねん」とコメント。

 さらに「今度、粗品に会ったら聞いてみようと思って。どういう意図か。俺が言うなら言うで、言ってあげようと思ってる」と説教する可能性もあると示唆していた。

 また、6月20日放送のラジオ番組『ますだおかだ増田のラジオハンター』(ABCラジオ)に出演した西川のりお(73)は「粗品くん、最初彼をちょっと僕、買ってたんよ。霜降りの。最近の彼の言動がいかんせん違うな思うのがね、宮迫のことを“おもんないわ”って言うたよね。フェアやないねんね。何でかと言うたら、さんまちゃんも同じこと言うたけどね。おそらく粗品は人を見てると思うのよ」と疑問を呈した。

 さらに「雨上がり決死隊で吉本におって、闇営業(騒動)の前でバリバリやってるときの宮迫に言う粗品だったら僕は認めてあげんのよ」とし「ちょっと前と状態違うわね。その宮迫に対して言う粗品は違うと思うんや。それは僕はフェアやないって言いたいんよ。木村拓哉も言うたわね。木村拓哉があんな男、相手するわけないやん。相手したら粗品が得やん」と語っていた。

※画像は『ヤングタウン土曜日』の公式X『@yando_staff』より

「吉本の大御所芸人からも苦言を呈され、Xには《粗品は全方位敵に回してるけど、大丈夫なのか? 調子に乗りすぎてそのうち芸能界を干されたりしないの?》といった声も上がっていますが、これ以上エスカレートしたら芸能界にいられなくなるのではないか、吉本を去る必要が出てくるのではないかという懸念も言われていますよね。

 そして実は、これまでも粗品さんが吉本を退所しそうだという危機は3~4度あったといいます。彼はお笑い至上主義で、粗品さんの中で最も大事なのは面白いかどうか。そして芸人は素晴らしいという考えも持っています。ただ、芸人ではい続けたいが、吉本芸人であることはマストではない、という考えだといいますね」(芸能プロ関係者)

 粗品のXのbio欄(プロフィール)には「お笑いと音楽とギャンブルが好きです」と記載がある。