6月22日、人気声優の古谷徹(70)が、安室透役を務める『名探偵コナン』(読売テレビ制作/日本テレビ系)、サボ役を務める『ONE PIECE』(フジテレビ系)という2つの大人気アニメから降板することが所属事務所から発表された。同時に古谷のX(旧ツイッター)アカウントも削除され、Xは騒然となっている。

 古谷は5月22日、『文春オンライン』で37歳年下(30代)のファン女性と4年半にわたる不倫関係にあったこと、妊娠と中絶、そして暴行騒動があったことが報じられていた。

 古谷は今回、所属事務所を通じて謝罪文を掲載。

《作品に関わられた皆様、応援をしてくださっている多くのファンの皆様、作品、キャラクターに対して、今の自分に唯一できる償いの形として、熟考の末、断腸の思いで、安室透役とサボ役を降板することにいたしました》

 と、事務所の公式サイトに綴られている。

※画像は『名探偵コナン ゼロの日常』の公式X『@zerotea_file』より。表紙キャラが安室。

「古谷さんは『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイや『ドラゴンボール』(フジテレビ系)のヤムチャなどを担当してきた超大御所のレジェンド声優ですよね。

 今回、降板となった安室透は『コナン』の原作者・青山剛昌氏(61)が『ガンダム』の大ファンだったことがきっかけで生まれたキャラクターでもあるため、後任選びは簡単ではないと考えられます。サボ役も含めて“後任は誰になるのか”と話題沸騰中です」(女性誌ライター)

 安室は謎多き“黒の組織”に潜入している、公安警察の捜査官。本名の降谷零(ふるや・れい)と合わせて、“古谷徹とアムロ・レイ”をオマージュしたネーミングで知られている。

 サボは主人公・ルフィ(声:田中真弓)の義理の兄で、革命軍で戦う人気キャラクターである。

 Xでは後任候補として、演技のノリが近い宮野真守(41、『鬼滅の刃』の童磨ほか)や中村悠一(44、『呪術廻戦』の五条悟ほか)、古谷と声質が似ている岡野浩介(54、『忍たま乱太郎』山田利吉ほか)など多くの人気声優の名前が浮上し、考察する声が相次いでいる。

《俺の中で安室透さんとサボを古谷さん以外で誰が合うか必死に考えた結果やはり、中村悠一さんしか思い浮かばなかった……合う気しかしない!!》
《岡野浩介さんはただ元声優に声が似ているのでなく声質と演技が「安室透らしい」と思わせられるところが推せるポイントだと思っている》

 そんな声が寄せられているが、考察が盛り上がるあまりに古谷のものまね芸人にも注目が集まっていて――。

「ものまね芸人の若井おさむさん(51)が大注目を集めています。若井さんはアムロのものまねで知られる芸人のため、古谷さんの不倫報道があった当初からいじり半分で後任候補として名前を挙げる人も多かった。

 そして今回、古谷さんが正式に降板を発表したため、若井さんの過去のXの投稿が“匂わせか”と話題になって再注目されているんですよね」(前同)